医師で医療ジャーナリストの森田豊氏が、ニッポン放送「モーニングライフアップ 今日の早起きドクター」に出演。睡眠の質によって発症リスクが高まる病気について、さまざまな研究例をあげて解説した。
睡眠時間が短いと発症リスクが高くなる「乳がん」
飯田浩司アナウンサー)今回も体をリセットする方法に関して、クイズ形式でお出しいただきます。
森田)今回は睡眠の質に関するクイズです。風邪の予防や、免疫力強化にも大切な睡眠ですが、睡眠時間が短くなると発症リスクが高くなると報告されているのは、次のうちどちらのがんでしょうか。1.大腸がん。2.乳がん。
新行市佳アナウンサー)大腸がんでしょうか。
飯田)大腸がん。乳がんは、どちらかというと女性の病気ですよね。でも、睡眠不足は男性の方が多そうな気がします。
森田)正解は、2の乳がんです。
新行)そうなのですか。
森田)東北大学が、およそ2万4000人の女性を7年間調査して、睡眠時間と乳がんの発症リスクの関係を調べたのです。平均睡眠時間が6時間以下の人は、7時間寝ている人よりも乳がんのリスクが、およそ1.6倍も高くなったということです。睡眠不足ががんの発生率を高めるという報告は、乳がんだけではなく、前立線がんでも同じようなことが言えるということです。
いびきをかく人は大腸がんになりやすい
森田)別の研究だと、寝ているときにいびきをかく人は、大腸がんになりやすいという報告もあるのです。
新行)飯田さん、いびきはどうですか?
飯田)いや、もう大変なものですよ。
森田)いびきをかく人は大腸がんになりやすいという報告なのですが、ハーバード大学医学部が10万人を対象に調査したところ、睡眠時間が9時間以上の人でも、いびきをかく人は大腸がんになるリスクが1.4倍~2倍にも増加するという結果が出ています。
飯田・新行)ええ!
森田)おそらく、睡眠時に酸素をうまく取り込めず、大腸の悪性腫瘍が増殖しやすいのではないかとされています。
飯田)そうなのですか。
森田)いびきというのは、たいへんな問題ですよね。アメリカの統計でいうと、いびきが離婚の原因の第2位なのです。
新行)そんなに高いのですか?
飯田)2位ですか!
森田)健康上の問題だけではなく、社会的にも問題だということです。
いびきを改善するために有効なものは
森田)いびきの改善に利用できるものは、次のうちどれでしょうか? 1.絆創膏。2.ぬいぐるみ。3.両方。
新行)絆創膏かな。
飯田)ぬいぐるみではないですか? やはり抱いて寝ると落ち着きます。落ち着くと、気道が広がってくるようなことがあるのではないかと。
森田)正解は、3の両方なのです。いびきは、喉の空気が通るところが、まわりの脂肪や舌の根元に塞がれて起こります。特に、鼻呼吸ではなく、口呼吸になり、さらに仰向けに寝たときに多く出ることがわかっています。そこで、寝る前に、上唇と下唇を絆創膏で閉じるという方法が、改善する1つの手段になるのです。ドラッグストアでも、いびき止めの絆創膏が売っていますよね。
新行)売っていますね。
森田)ぬいぐるみは、気持ちを落ち着けるのではなく、ぬいぐるみを抱き枕として使うことにより、仰向けではなく横向きに寝ることができるのです。それでも改善しない場合は、睡眠時無呼吸症候群など、命に関わる病気もありますので、一度、睡眠外来などを受診された方がいいと思います。
番組情報
モーニングライフアップ 今日の早起きドクター
毎週月~金曜日 朝6:15~番組HP
医師が週替わりで登場。
飯田浩司アナウンサーと新行市佳アナウンサーが、健康に関する疑問や予防法、症状、治療法などを聞きます
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