本格的なオンライン機能を持つ初の家庭用ゲーム機として1998年に登場した「ドリームキャスト」。ゲームを介して世界中のプレイヤーとコミュニケーションをとるという今では当たり前の機能も、当時としては画期的なものでした。

　セガサターンまでの流れを汲むセガの最新ハードとして積極的なプロモーション活動を行いましたが、プレイステーションシリーズとの次世代機戦争に敗れ、2001年には製造を終了。セガによる最後の家庭用ゲーム機となったものの、その挑戦的な姿勢から生まれた名作ソフトたちは、今なお高い人気を誇ります。

　そんなドリームキャストの名作ソフトの中で異彩を放つのが「シーマン〜禁断のペット〜」です。コントローラーにマイクデバイスを接続して、人の顔を持ち人語を話すという謎の生物「シーマン」と会話しながら同時に育成するという内容で、その後もシリーズ化されるヒットタイトルとなりました。

　「ジェットセットラジオ」も後にシリーズ化された人気タイトル。スケートに乗って街を縦横無尽に動き回りながらグラフィティを描くヒップホップ感の強いタイトルでした。昭和時代の雰囲気が香る横須賀を舞台に、リアルタイムな時間経過などで話題を呼んだ「シェンムー」もドリームキャストを代表するタイトルの一つです。

　さまざまな人気作が生まれた「ドリームキャスト」。その中であなたが最も好きなタイトルはどれですか？

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