「救急隊員が多い都道府県」ランキング! 1位は「秋田県」【人口10万人あたり/2021年データ】
急病人や怪我人を病院に搬送しながら、応急措置を施す救急隊員。総務省消防庁が発表したデータによると、2021年4月1日時点の救急救命士を含めた救急隊員の数は全国で6万5181人ですが、人口10万人あたりで算出するとどの都道府県が多くなるのでしょうか。
そこで今回は、総務省消防庁の「令和3年版 救急・救助の現況」および総務省統計局の「人口推計(2021年10月1日時点)」をもとに、「人口10万人あたりの救急隊員が多い都道府県ランキング」をお送りします。
(出典:総務省消防庁「令和3年版 救急・救助の現況 Ⅰ救急編」、総務省統計局「人口推計(2021年10月1日現在)」)
第2位:青森県(113.5人)
第2位は青森県。人口10万人あたりの救急隊員数は113.5人でした。救急隊員の総数は1386人、うち救急救命士の有資格者は514人となっています。
救急隊員の総数だけで見ると全国18位と特別多い印象はありませんが、県の人口がおよそ122万人と全国で17番目に少ないため、10万人あたりの隊員数で上位にラインクインする結果となりました。
総務省消防庁のデータによると、2021年の青森県の救急出動件数は4万8831件で前年より5.9%増加。搬送人数は4万4230人で、前年より5.3%増加しています。
第1位:秋田県(127.9人)
第1位は秋田県。人口10万人あたりの救急隊員数は127.9人でした。救急隊員の総数は1209人、うち救命士の有資格者は409人となっています。
第2位の青森県と同様、救急隊員の総数は全国19位とさほど多くありませんが、県の人口がおよそ95万人と全国で10番目に少ないため、10万人あたりの隊員数で1位となりました。
総務省消防庁のデータによると、2021年の秋田県の救急出動件数は4万772件で前年より8.3%増加。搬送人数は3万8055人で、前年より8.4%増加しています。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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