プロが選ぶ「タイワニーズウイスキー」22選! アジア最大級の品評会で「金賞」に選ばれた名酒とは?【2022年最新版】

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 2010年代以降、大きな脚光を浴びている台湾のウイスキー。世界で唯一の亜熱帯で製造されるウイスキーであり、熟成の早さを活かした豊富な商品展開でも話題となっています。

 今回はそんなタイワニーズウイスキーの中から、2022年の「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)」金賞受賞商品22本を一挙公開します。プロが選んだタイワニーズウイスキーとはどのようなものなのか、まずは2本をピックアップして紹介しましょう。

(出典:「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション – TWSC」

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カバラン クラシック

 「カバラン( KAVALAN )」は、2006年に設立された台湾初のウイスキー蒸溜所。2008年に最初の商品として発売された「カバラン クラシック」は、またたく間に世界中の注目を集める存在となりました。

 バーボン樽やシェリー樽、プレーンオーク樽などさまざまな種類の樽原酒をブレンドし、短期間で熟成させたシングルモルトウイスキー。雪山山脈の清冽な仕込み水が育む美しい琥珀色のウイスキーは、口当たりのよさとなめらかな深みが特徴です。

 複数の樽を使用することにより複雑な香辛料の香りが楽しめる一方、味わいはすっきりとしていて、フルーツのような甘美な風味が漂います。次々と新商品を開発するカバランの、スタンダードで入門的な一本といえるでしょう。

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オマー ピーテッドタイプ

 「オマー ピーテッドタイプ」は、カバラン以外のタイワニーズウイスキーで、今回唯一TWSCの金賞を獲得した商品。台湾中部の南投県にある2008年設立の南投蒸溜所(南投酒廠)で生産されたシングルモルトウイスキーです。

 オマー(OMAR)とは、スコッチウイスキーの本場スコットランドのゲール語で「琥珀」という意味。ピーテッドモルトの原酒をオーク樽で熟成させたオマーは、ノンチルフィルタードおよびノーカラーリングながら、名前のとおり透明感のある琥珀色をしています。

 ピートのしっかりとしたスモーク感と、シトラスやトロピカルフルーツを思わせる軽妙な風味のバランスが絶妙。TWSCのほか、2021年の「インターナショナル ウイスキー&スピリッツ コンペティション(IWSC)」でも金賞を受賞しています。

 金賞を受賞した全商品は、次のページからご覧ください!

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