「平日の渋滞率」が高い東京の一般道路ランキングTOP31 1位は「玉川通り・上り」【2020年調査】
公共交通機関の発達している東京都ですが、都内を走る車の交通量も目を見張るものがあります。時間によっては渋滞も発生し、足止めされた経験がある人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、警視庁による「都内の交通渋滞統計(2020年)」をもとに、「平日の渋滞率が高い東京の一般道路ランキング」を紹介します。なお、ここでいう「渋滞率」とは、その路線の路線長のうち何%が渋滞しているのかを表したもので、データは平日の平均値となっています。
第2位:昭和通り・内回り(16%)
第2位は「昭和通り」の内回り。路線長は8340メートルで、渋滞率は16%でした。港区の「新橋交差点」から、中央区・千代田区を経由し、台東区にある三ノ輪駅近くの「大関横丁交差点」までを結ぶ道路です。
関東大震災後、震災復興道路の軸のひとつとして作られた道路で、防災を重視した広い道幅と車線の多さが特徴。晴海通りや永代通りといった主要道路との交差部分にはアンダーパスが設けられているところもありスイスイと走りやすい区間もありますが、時間帯によっては渋滞が起こりやすいようです。
第1位:玉川通り・上り(18%)
第1位は「玉川通り」の上り線でした。路線長は9095メートルで、渋滞率は18%です。国道246号の一部区間を走行するルートで、東京都によって「玉川通り」という通称道路名が定められています。渋谷区の渋谷駅周辺から、世田谷区と神奈川県との境までを結ぶ道路です。
神奈川と東京を結ぶ主要道路の1つということもあり、昼夜問わず渋滞がしばしば起こっています。特に環七通りとの交点でもある世田谷区の上馬交差点は、上りの平日平均渋滞距離が740メートルを記録しており、渋滞しやすいようです。
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