『続柄』の本当の読み方は? 時代に合わせて変わる慣用読み

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 役所などで何か手続きをされる時、書類にいろいろ記入しますが、その時に漢字で『続柄』と書かれた項目を目にすることがあるかと思います。

 この漢字の読み方を『ぞくがら』と思っている方もいらっしゃるかと思いますが、正しくは『つづきがら』です。

 この『続柄』ですが、“親族との関係”を表すもので、婚姻関係や血縁関係を表すために使われています。

 『父』、『母』、『夫』、『妻』、または『本人』といったように、自分から見てその人がどんな関係なのか?を指す言葉です。

 この『続柄』のことを『ぞくがら』と読む方は9割近くにもなるそうです。

 このように本来なら間違った読み方ですが、その読み方のほうがたくさんいらっしゃる場合、間違いではない・・・とされるようになっています。これを『慣用読み』といいます。

 『続柄』を『ぞくがら』と読むのも『慣用読み』です。辞書によっては『“ぞくがら”とは“つづきがら”の俗な言い方』と載っています。

 こうした『慣用読み』が認められるようになった理由ですが、“言葉は生き物”と言われていて、時代に合わせて使い方や意味が変わっていきます。

 それに合わせて漢字の読み方も変わることがあるそうです。

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FM93AM1242ニッポン放送 月~金 朝7:37から(「飯田浩司のOK! Cozy up!」内)
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