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南部は東京都心への通勤圏に含まれ、首都圏とのつながりの深い栃木県。一方で、豊かな自然に恵まれ、良質の日本酒を産する地域としても知られています。
今回は、独立行政法人「酒類総合研究所」が毎年開催している「全国新酒鑑評会」の2021年度の結果より、栃木県で「金賞」を受賞した日本酒8選をお送りします。まずは、そのうちの2本について解説するので、ぜひご覧ください。
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(出典:酒類総合研究所「全国新酒鑑評会」)
天鷹(天鷹酒造)
栃木県北部の大田原市にある、1914年創業の「天鷹(てんたか)酒造」は、田んぼに囲まれた小さな酒蔵で、有機の原料米や酒造りにこだわっているのが大きな特徴。
鑑評会で金賞を受賞したのは、「有機純米大吟醸 天鷹」。すっきりと上品な香り立ちに、有機米のやわらかくて優しい味わいが口の中に広がります。冷酒でも燗でもおいしくいただけるので、食中酒にもおすすめ。
世界中で認められる品質、そして誰もがおいしいと言える酒を目指して造られており、その味は格別です。
鳳凰美田(小林酒造)
「鳳凰美田(ほうおうびでん)」は、県南部の小山市にある1872年創業の小林酒造が醸す主力ブランド。銘柄名は所在地の旧美田村(みたむら)に由来し、蔵の周囲には名前のとおりの美しい田園風景が広がっています。
仕込み水には日光水系の豊富な地下水を使用し、酒米も栃木県産を中心としつつも、それぞれの品種の生まれた地で契約栽培を行っています。
土地の個性や人のつながりを大切にしてつくられる鳳凰美田は、フルーティーで華やかな吟醸香が一番の魅力です。
金賞を受賞した栃木県の日本酒は、次のページからご覧ください!
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