『美味しんぼ』海原雄山の名言No.1が決定! 第1位は読者を震え上がらせたあのセリフ
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11月6日から12月5日まで、ねとらぼ調査隊では「あなたの好きな美味しんぼ・海原雄山の名言は?」というアンケートを実施しました。
アンケート対象はマンガ『美味しんぼ』に登場するキャラクター、海原雄山の14の名言。投票項目となっていないセリフは「その他」として投票していただき、コメントで名言を教えていただきました。
今回のアンケートでいただいた投票総数は462票です。それでは、強烈な個性を持つことで知られる海原先生の人気ある名言を見ていきましょう。
第10位:「チ、チヨ なんとかしろ」「食べ物の味もわからん豚や猿を、私と一緒の席に着かせるのか!!」
第10位となったのは、「チ、チヨ なんとかしろ」と「食べ物の味もわからん豚や猿を、私と一緒の席に着かせるのか!!」でした。投票数は13票で、投票率は2.8%となっています。
「チ、チヨ なんとかしろ」は、孫たちに「じいじい」「ちゅきちゅき」と懐かれ、チヨに助けを求める雄山のセリフ。そのまんざらでもない様子を見ていると、初期の頃の冷酷な海原からは想像もできないような、ほっこりとする場面ですね。
「食べ物の味もわからん豚や猿を、私と一緒の席に着かせるのか!!」は、料亭を訪れた雄山が息子である山岡士郎たちと同席することとなり、士郎を含む東西新聞の面々に向けて放った傍若無人すぎる暴言。実の息子にはもちろん、その上司や同僚たちに対しても容赦ありません。
第9位:ホフホフ熱い…
第9位となったのは、「ホフホフ熱い…」でした。投票数は16票で、投票率は3.5%となっています。
揚げたてのチーマーカオ(ゴマ団子)を前にしてテンションが上がった雄山が、食べながら放ったセリフ。機嫌のいい時には度々こうしてちゃめっ気のある言動をするのが、雄山の憎めないところです。
第8位:まず第一にカレーとはなにか?
第8位となったのは、「まず第一にカレーとはなにか?」でした。投票数は18票、投票率は3.9%となっています。
独自のスパイスで人気のカレー店に来店した際、店主に対して問いかけた言葉。カレーの定義とは、辛さなのか、色味なのか、それともスパイスなのか。矢継ぎ早に繰り出される雄山の問いから、まるで哲学のようなカレーの奥深さを感じさせます。
第7位:私とおまえ、二人の宝物だ
第7位となったのは、「私とおまえ、二人の宝物だ」でした。投票数は24票、投票率は5.2%となっています。
物語終盤、士郎は親子3人が写っている写真を、雄山は士郎が家出するときに唯一壊さなかった皿を互いに贈り合います。こうしてついに2人は和解し、本当の父親と息子になったのでした。
第6位:私は、このみすぼらしさを若いふたりに贈りたいのだ
第6位となったのは、「私は、このみすぼらしさを若いふたりに贈りたいのだ」でした。投票数は27票、投票率は5.8%となっています。
士郎と栗田ゆう子の結婚披露宴のスピーチで贈った言葉。雄山は、結婚披露宴で振る舞う料理に「ご飯・みそ汁・大根の煮物・イワシの焼き魚」という非常に質素なメニューを選び、なぜこの料理を選んだのかをスピーチで語ります。
第5位:見ろ!! 手が汚れてしまった!!
第5位となったのは、「見ろ!! 手が汚れてしまった!!」でした。投票数は40票、投票率は8.7%となっています。
ハンバーガーを「下衆な食べ物」と評していた雄山が、独立した元部下の作ったハンバーガーを食べたあと、自分の手が汚れてしまったことで、側近である中川を叱りつけた際の言葉。……ですが、なんだかんだと言いつつ食べきったハンバーガーへの評価や、その後の言動を見ると、雄山のツンデレっぷりがよくわかりますね。
第4位:このあらいを作ったのは誰だあっ!!
第4位となったのは、「このあらいを作ったのは誰だあっ!!」でした。投票数は47票、投票率は10.2%となっています。
料亭岡星の店主、岡星精一の弟である良三が作った「あらい(刺し身の調理法)」に、タバコの匂いが付いていたことに激怒。確かに、刺身の繊細な味にタバコの匂いがついては台無しですよね。雄山が怒るのも納得できます。
第3位:馬鹿どもに車を与えるなっ!
第3位となったのは、「馬鹿どもに車を与えるなっ!」でした。投票数は67票、投票率は14.5%となっています。
車での移動中に、渋滞に巻き込まれた雄山が放ったセリフ。そんな名言とも迷言とも捉えられる衝撃的な発言に対し、「ははっ」と返す側近の中川。その後、中川がどう対応したのかは不明です。
第2位:人の心を感動させることが出来るのは、人の心だけなのだ
第2位となったのは、「人の心を感動させることが出来るのは、人の心だけなのだ」でした。投票数は77票、投票率は16.7%となっています。
入院していた京極万太郎の退院祝いとして、士郎は最高の鮎、雄山はごく普通の鮎でもてなしました。両方の料理を食した京極ですが、雄山は彼の地元である高知県の四万十川で獲れた鮎を提供しており、これを食べた京極は「なんちゅうもんを」と感動のあまり涙を流します。
雄山のセリフは「材料や技術だけでは駄目だっ!!」と続きます。料理だけでなく、さまざまな分野でも胸に刻んでおきたい名言ですね。
第1位:女将を呼べッ!!
第1位となったのは、「女将を呼べッ!!」でした。投票数は82票、投票率は17.7%となっています。
料亭で出されたお吸い物が口に合わず、表情を変えて叫んだ際に発したセリフ。単行本1巻に収録されているエピソードで、まさに海原雄山というキャラクターを表現したセリフですね。また、怒って帰ることもなく涙ぐむ女将に3回も作り直しを要求したところも、雄山らしい一面といえるかもしれません。
コメント欄で多かったのは……
アンケートでは、投票項目外の名言を「その他」として投票していただき、コメントでセリフを募集しました。
コメントで特に注目を集めていたのは「合同披露宴には、出てやろう。近城、二木、両名のためでも、士郎のためでもない。おまえのためにな」というセリフ。ゆう子が雄山に対し、披露宴に出席してほしいとお願いをするも、まったく相手にしない雄山。しかし後日、コンペイトウの作り方を説明できれば、披露宴に出てもいいと告げられます。
そしてゆう子は、コンペイトウの作り方から雄山と亡くなった妻の関係を例え、雄山を説得。雄山は「合同披露宴には、出てやろう。近城、二木、両名のためでも、士郎のためでもない。おまえのためにな」とセリフを残し去っていきます。残されたゆう子は安堵の表情を浮かべるのでした。
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