リクルートは、「東京駅」から30分圏内にある駅の「中古マンションの価格相場」を調査し、その結果をランキングとして発表しました。

　今回はその中から「シングル向け」物件の相場価格が安い駅ランキングを紹介します。はたしてどの駅周辺地域の物件が最も安かったのか、結果を見ていきましょう！

第2位：お花茶屋

　第2位は「お花茶屋駅」でした。東京都葛飾区に位置し、京成本線が乗り入れる「お花茶屋駅」は、東京駅まで乗り換え1回、所用時間は約30分で到着できます。中古マンションの価格相場は2180万円で、「カップル・ファミリー向け」ランキングでも6位にランクインしています。

　「お花茶屋駅」周辺は、ドラッグストアやコンビニ、スーパーなどが点在しており、日常的な買い物をするのに非常に便利。また、飲食店も多く、中華・インドカレー・焼肉・ラーメンなど、自分好みのお店を見つける楽しみもありそうです。

　ちなみにこの一風変わった駅名は、江戸時代に八代将軍の徳川吉宗が腹痛を起こし、「お花」という名の茶屋の娘が看病したという言い伝えが由来となっています。

第1位：十条

　第1位は、「十条駅」でした。東京都北区に位置するJR埼京線の「十条駅」は、東京駅まで乗り換え1回、所要時間は最短約24分で到着できます。また、池袋駅まで2駅、新宿駅まで3駅、渋谷駅まで4駅と、都心へのアクセスに優れた立地。中古マンションの価格相場は2089万円です。

　「十条駅」といえば駅北口近くに広がる「十条銀座商店街」が名物。店舗数はなんと170を超えており、食料品や家電、洋服などの日用品店をはじめ、美容室やジムなども軒を連ねています。

　また西口側では、2024年度に商業複合施設の完成も予定しており、さらなる利便性の向上が期待できそうです。

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