【投票結果】みんなが選んだ“銀河英雄伝説”ヤン陣営の人気No.1キャラクター決定! 圧倒的な人気で第1位となったのは……?
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11月8日から12月7日まで、ねとらぼ調査隊では「あなたが銀英伝のヤン陣営で好きなキャラは?」というアンケートを実施していました。
アンケートでは、田中芳樹さんの名作『銀河英雄伝説』に登場する、ヤン・ウェンリーを中心とした“ヤン陣営”の人気投票を実施。ねとらぼ読者からの人気が高かったのは、どのキャラクターだったのでしょうか?
今回のアンケートでは、総数2414票もの投票をいただきました。ありがとうございます! それでは、結果を見ていきましょう。
第10位:バグダッシュ
第10位となったのは、バグダッシュでした。投票数は32票、投票率は1.3%となっています。
当初は同盟内でクーデターを起こした救国軍事会議のメンバーで、ヤン暗殺の使命を帯びていた人物。しかし眠らされてしまったため失敗に終わり、ヤンの配下につくことを選択し、情報戦のエキスパートとして活躍します。飄々とした雰囲気で、「主義主張は生きるための方便」という考え方の持ち主です。
第9位:ユリアン・ミンツ
第9位となったのは、ユリアン・ミンツでした。投票数は50票、投票率は2.1%となっています。
戦争孤児を軍人家庭で養育するトラバース法によって、ヤンの養子となった戦争孤児です。素直かつ、まじめで誰からも愛される魅力を持ち、勉強もスポーツも得意。家事全般に長け、紅茶をいれるのも上手と、非の打ち所がありません。
誰よりもヤンに憧れ、ヤンを尊敬し、やがて軍人の道を選びヤンの後継者として歩み始めます。
第8位:オリビエ・ポプラン
第8位となったのは、オリビエ・ポプランでした。投票数は52票、投票率は2.2%となっています。
単座式戦闘艇・スパルタニアンの「ハートのエース」の称号を持つ撃墜王。単身で250機以上撃墜した名手であり、ユリアンにスパルタニアンのいろはを教えるなど、すぐれたコーチでもありました。同盟軍ではシェーンコップと並ぶ女好き。
第7位:フレデリカ・グリーンヒル
第7位となったのは、フレデリカ・グリーンヒルでした。投票数は77票、投票率は3.2%となっています。
ドワイト・グリーンヒル大将の娘で、飛び抜けた記憶力と情報処理能力を持つ才媛。14歳のころにエル・ファシルの脱出劇に遭遇し、ヤンのファンとなりました。その後士官学校を経て軍に入り、ヤンの副官に任命されます。
父親がクーデターの首謀者になるという一大事件を経て、やがて公私ともにヤンのパートナーとなります。
第6位:エドウィン・フィッシャー
第6位となったのは、エドウィン・フィッシャーでした。投票数は91票、投票率は3.8%となっています。
ヤン艦隊の副司令官で、艦隊運用の名人と評される人物。多大な損失を出したアスターテ会戦では、第4艦隊の全滅を防いだ功績を持ちます。艦隊がヤンの作戦を忠実に実行させる上で不可欠な人物であり、「生ける航路図」と呼ばれるほど、仲間から信頼されていました。
第5位:アレックス・キャゼルヌ
第5位となったのは、アレックス・キャゼルヌでした。投票数は124票、投票率は5.1%となっています。
ヤンが士官学校にいた頃、事務次長として赴任したことからヤンと知り合い、友人となります。後方支援の天才であり、デスクワークのみで若くして将官となるほどの名手ですが、妻には頭が上がりません。
ユリアン・ミンツをヤンの保護下に置き、フレデリカ・グリーンヒルをヤンの副官にするなど、物語上、重要な人事に関わった人物です。
第4位:ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ
第4位となったのは、ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツでした。投票数は187票、投票率は7.7%となっています。
もともとは旧銀河帝国の上級大将だった人物。貴族同士の後継者争いに巻き込まれ、ラインハルト陣営に敗北して同盟に亡命し、以降はヤン艦隊の客員提督となります。ヤン不在の第8次イゼルローン要塞攻防戦では艦隊の指揮を執り、その手腕を発揮。実直な人柄で人望も厚く、ベテランの風格をまとい前線に立ち続けました。
第3位:ダスティ・アッテンボロー
第3位となったのは、ダスティ・アッテンボローでした。投票数は467票、投票率は19.3%となっており、第2位との差は3票という結果に。
ヤンの士官学校時代の後輩で、ヤンよりも2歳若い26歳で准将に昇進した非凡な人物です。原作での登場は遅かったものの、OVAではラオに取って代わって、初期から登場。数々の戦いに参戦し、帝国側の足止めなどで手腕を発揮しました。カラッとした性格の毒舌家です。
いただいたコメントでは「回廊の戦い直前で、ビッテンフェルト提督におくった挑発文が好き」と、その人柄から投票したとの声や、宇宙最強の名ゼリフと名高い「それがどうした」を投稿するコメントも見られました。
第2位:ワルター・フォン・シェーンコップ
第2位となったのは、ワルター・フォン・シェーンコップでした。投票数は470票、投票率は19.5%となっています。
帝国からの亡命者などからなる部隊・薔薇の騎士(ローゼンリッター)の第13代連隊長。白兵戦の技量に長け、惑星シャンプールを占拠したクーデター部隊を3日で制圧するなど、人間対人間のガチンコバトルでは右に出るものはいません。女性関係も華々しく、のちには本人が存在さえ知らなかった娘カリンが登場しました。
コメントでもシェーンコップに投票したとの声が多く、「最期まで粋でかっこいい。おじいちゃんって呼ばれてほしかった」「男気が最高。死に際のセリフも良い」といった声が寄せられていました。また、石黒監督版と2018年のアニメ「銀河英雄伝説 Die Neue These」で、それぞれファンの評価が異なるようです。
第1位:ヤン・ウェンリー
第1位となったのは、ヤン・ウェンリーでした。投票数は765票、投票率は31.7%と圧倒的な結果となっています。
自由惑星同盟側の主人公であり、「魔術師ヤン」「ミラクルヤン」などと呼ばれる戦争嫌いの天才戦術家。帝国側の主人公ラインハルトとは、お互いに力量を認め合うライバル同士です。商人の息子として生まれ、歴史家を夢見てタダで歴史を学べるからと、士官学校の戦史研究科に入学し軍人に。
卒業後すぐ、惑星エル・ファシルで300万人の住民を避難させたことから、一躍時の人となります。用兵に関して飛び抜けた才能を持つ一方、生活力は低く、ユリアンが家に来るまでは散らかった部屋で暮らしていました。
コメントでは「民主主義がなぜ大切なのかを教えてくれた」「ヤンの思想が大好きで、当時はヤンを守れなかった幕僚たちを嫌っていました」と、その思想を支持したとの声が多く寄せられていました。
コメント欄で多かったのは……
アンケートでは、投票項目外のキャラクターを「その他」として投票していただき、コメントでキャラクター名を教えてもらいました。
コメントで特に人気が高かったのは「ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ」「アレクサンドル・ビュコック」「チュン・ウー・チェン」の3人。
メルカッツは旧銀河帝国側の宿将でしたが、敗北後に自由惑星同盟へと亡命。コメントでは「作品を最後まで見れば、メルカッツ提督の生きざまの素晴らしさに感嘆するはず」「男が憧れる漢」といった声が寄せられていました。
ビュコックは自由惑星同盟軍の宿将であり、第5艦隊司令官を務めています。同盟軍だけでなく帝国軍からも尊敬される高齢の名将です。また、ヤンの最大の理解者として知られています。コメントでは「生きざま、死にざま、すべてがカッコいい」「同盟軍全体ならビュコック提督一択」といった声が寄せられていました。
チュン・ウー・チェンは自由惑星同盟側のキャラクターで、別名「パン屋の二代目」とも呼ばれています。作中ではビュコックを支える有能な軍人として活躍しました。その長けた能力から「ヤンに似ている」といった声や、「死ぬには惜しすぎる」といったコメントが寄せられていました。
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