ダイヤモンド・ヒューマンリソースは、就職活動中の大学3年生と大学院1年生を対象に「就職先人気企業ランキング調査」を実施。その結果を 「文系男子学生」「理系男子学生」「文系女子学生」「理系女子学生」の4部門に分け、 「大学生が選んだ就職先人気企業ランキング」として発表しました。

　コロナ禍によりこれまでの生活様式が大幅に変わるなか、就職・採用を取り巻く環境も大きく変化しています。そのような状況下で就活を行う大学生たちは、どのような企業を志望しているのでしょうか。今回は「理系男子学生」のランキング結果を見ていきましょう。

第3位:東日本旅客鉄道（JR東日本）

　第3位は「東日本旅客鉄道（JR東日本）」でした。東北・関東・甲信越地方を中心とした地域で鉄道路線の運営をするほか、駅ビルの商業施設の運営や不動産開発なども行っている企業です。

　コロナ禍の影響で内需系企業に人気が集まり、前年8位から順位を上げたことがうかがえます。

第2位:東海旅客鉄道（JR東海）

　第2位は「東海旅客鉄道（JR東海）」。東海地方を中心とした鉄道路線の運営を行うほか、日本の大動脈ともいえる「東海道新幹線」の運営も担っています。

　東海道新幹線を擁することから、日本の鉄道事業者のなかでは就職人気がとりわけ高いとされている東海旅客鉄道。こちらも内需系企業への追い風により、順位を上げたようです。

第1位:NTTデータ

　そして第1位は「NTTデータ」でした。NTTグループの主要5社の一角を担い、国内最大手のIT企業であるNTTデータは、31期連続で増収し続けている企業です。

　コロナ禍の影響による企業のデジタル投資の拡大を背景に業績は好調。さらに学生の知的好奇心に応えるインターンシッププログラムを提供していることも、人気を集めた要因のひとつとなりました。

　ランキング20位～1位の全順位は、次のページからご覧ください！