「明治維新で活躍した偉人」で好きな人は誰?【人気投票実施中】
黒船来航をきっかけに約260年続いた江戸幕府が倒れ、新たに明治政府が成立するまでの変革期を示す「明治維新」。数々の動乱を経て日本の在り方や社会が大きく変化することになった幕末から明治時代初期にかけては、さまざまな功績を残した偉人が数多く活躍しましたよね。
そこで今回は、「明治維新で活躍した偉人で好きな人は誰?」というアンケートを実施します。数々の偉人が活躍した明治維新において、一番好きな人物を教えてください! まずは編集部がピックアップした3人を紹介します。
吉田松陰
「吉田松陰」は、伊藤博文や高杉晋作など尊王攘夷派の中心を担った若者たちに、松下村塾で教えを説いた人物。幼いころからその才能を発揮し、青年時代には強い探求心から下田にやってきたアメリカの軍艦に乗り込んで「密航させてほしい」と交渉しますが、乗船を拒絶され投獄されてしまいます。
出獄後は親族や近所の子ども相手に講義を行い、主宰した松下村塾では昼夜を問わず活発な議論が繰り広げられ、幕末から明治にかけて活躍した人材を多く輩出。しかし「安政の大獄」において死罪を宣告され、この世を去りました。
坂本龍馬
「坂本龍馬」は、江戸幕府を倒すきっかけを作ったことで高い知名度を誇る人物です。幕府を倒すため、対抗できるほどの大きな力を持った薩摩藩と長州藩の同盟締結に尽力。龍馬の人脈と行動力によって薩長同盟が実現するものの、武力による倒幕を避けたかった龍馬は、土佐藩を通して「大政奉還」を幕府に進言しました。
また貿易会社と政治組織を兼ねた亀山社中(のちの海援隊)を結成するなど、経営者としての才能を持っていたことがうかがえます。
伊藤博文
「伊藤博文」は、イギリスに密航留学していた長州五傑(長州ファイブ)の一人で、のちに初代内閣総理大臣となった人物です。若い頃は松下村塾の門下生として、高杉晋作や桂小五郎(木戸孝允)らと共に尊王攘夷運動に加勢。その後イギリスに渡ったことで外国と日本との国力の差を痛感させられ、開国論者となります。
下関戦争の和平交渉で通訳を務めたり、堪能な英語力をいかして要職を歴任したりといった経験を経て、初代内閣総理大臣に就任。4度にわたって総理大臣を務め、日本における立憲政治の仕組みを築き上げました。
「明治維新で活躍した偉人」で好きな人は誰?
ここまで明治維新で活躍した3人の偉人を紹介しました。選択肢には、国立国会図書館国際子ども図書館による「中高生のための幕末・明治の日本の歴史事典」に掲載の人物をベースに36人をピックアップしています。選択肢にない人物に投票したい場合は「その他」を選択の上、コメント欄で人物名を教えてください。それではアンケートへのご協力よろしくお願いします。
参考
- 明治維新とは|刀剣ワールド
- 近代 日本人の肖像 吉田松陰|国立国会図書館
- 吉田松陰|萩市観光協会公式サイト
- 松下村塾(世界遺産)|松陰神社
- 近代 日本人の肖像 坂本龍馬|国立国会図書館
- 龍馬について|高知県立坂本龍馬記念館
- 近代 日本人の肖像 伊藤博文|国立国会図書館
- 長州ファイブ英国渡航150年|萩市観光協会公式サイト
- 伊藤博文|中高生のための幕末・明治の日本の歴史事典