都会からの青森へ移住を考えている人は、実際の住みここちが気になることもありますよね。あまり出向いたことがない地方へ移住する場合は、その地域の特性や評価をしっかりと知りたいところ。そんなとき、頼もしいのは地元住民の声です。

　今回は地元住民がアンケートに答えたランキングを紹介します。ランキングは、大東建託が青森県に居住している20歳以上の男女を対象に居住満足度調査したもの。ねとらぼ調査隊では、その調査結果から「住みここちが良い自治体ランキング」を紹介。

　なお「住みここちが良い自治体」のランキングは、現在居住している街を5段階で評価し、その平均値によって作成されています。また、2019年から2022年までの回答を累積・集計したものとなっており、回答者が50人以上いる自治体が対象です。

　どの自治体が「住みここちが良い」と選ばれたのか、さっそく見ていきましょう。

（出典元：街の住みここち 自治体ランキング2022＜青森県版＞ ｜大東建託）

第2位：弘前市

　第2位は「弘前市」です。県の西側に位置している市で、桜の名所としても全国的に人気の高い「弘前城」が有名です。また、弘前市は巨大な山車が町中を練り歩く「弘前ねぷたまつり」の開催地として知られ、開催時期には多くの観光客が訪れます。

　市内には洋風建築が立ち並び、市役所も建物が国の登録有形文化財に指定されています。レトロな風景を楽しみながら、ゆったりとした生活をすることができます。

　居住者からは「大学病院が近くにあり、開業医も多く医療施設が重視している国立大学があり、教育関係にもしっかり取り組んでいること」「四季折々の自然を感じられ過ごせることは、本当に幸せなことだと思う」との声が寄せられています。　

第1位：上北郡おいらせ町

　第1位は「上北郡おいらせ町」です。県東南部に位置している町で、アメリカ・ニューヨークと同緯度で結ばれるという理由で「日本一の自由の女神像」ががあります。

　県内では最も人口が多い町とされ、車なら三沢空港や八戸港フェリーターミナルまで近く、新幹線の通っているJR八戸駅にも車で30分以内にアクセスできて便利。小中学校の給食費無料など子育て支援策が充実しているところも魅力です。

　居住者からは「医療費が中学生まで無料で子育てがしやすいところ」「北国だが雪があまり積もらない地域。歩道が整備されている所が多い」との声が寄せられています。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！