リクルート住まいカンパニーは、1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)の駅を対象に「SUUMO 閲覧数が急上昇した街ランキング」を発表しました。

　このランキングは、2019年1月〜9月と2020年1月〜9月の期間で賃貸物件の閲覧数を街（駅）ごとに集計・比較し、ランクアップ数で順位付けを行ったものです。コロナ禍の影響で住まいの関心が都心から郊外へ移るなか、どのような街がランクインしたのでしょうか。それでは、結果を見ていきましょう。

第3位：西大井（JR横須賀線）

　第3位は「西大井」でした。西大井駅は、JR横須賀線・総武快速線・湘南新宿ラインが停車していましたが、2019年からは相鉄・JR埼京線の直通線停車駅となりました。新宿駅や渋谷駅といったターミナル駅へのアクセスが向上したことが、注目度が上がった一因と言えるかもしれません。

第2位：立川（JR南武線）

　第2位は「立川」。駅前の再開発が盛んに行われており、2020年4月には多摩モノレール沿いに大型複合施設「GREEN SPRINGS」が誕生しました。飲食店や店舗、ホテルやオフィスが入っており、若者からファミリー、シニアまで幅広い層でにぎわう新名所となっています。

第1位：和光市（東京メトロ有楽町線）

　そして第1位は「和光市」でした！　東京メトロ有楽町線と副都心線の始発駅で、2013年には東急東横線との相互運転が始まり、交通利便性が高まりました。2020年3月には南口の再開発が完了し、生活利便性も向上。駅北口の再開発も予定されており、ますます注目を集めそうです。

　また、和光市役所は「和光市は交通利便性と、和光樹林公園など自然環境を兼ね備えた「ほどよい」街です。東京メトロ副都心線・東急東横線の相互直通運転開始以降、広域からの注目が高まり、持ち家や賃貸を問わず、若い世代の転入が増えています。その要望に応えるために住宅の供給をもっと増やしていきたいと思っています」というコメントをよせています。再開発が続く和光市は、これからより住みやすい街になっていきそうですね。

　ランキング10位～1位の全順位は、次のページからご覧ください！