リクルート進学総研は、高校生の大学選び動向を明らかにするため「進学ブランド力調査」を実施し、調査結果を発表しました。

　全国には多くの大学がある中で、受験生たちからはどのような評価を受けているのか気になるところです。本記事では関東エリアの高校生に大学のイメージを聞いた中で、「学生の学力が高い」という評価が高かった大学のランキングを紹介します。

（出典：リクルート進学総研「進学ブランド力調査2022」）

第2位：早稲田大学

　第2位は「早稲田大学」でした。早稲田大学は、1882年に設立された「東京専門学校」を前身として1920年に設置された私立大学です。2022年時点では政治経済学部や創造理工学部、文化構想学部など13学部を有しています。

　大学スポーツ界でもさまざまな種目で強豪校として名を馳せており、文武両道を実践している大学としても知られています。近年では、東京2020オリンピック・レスリング女子50キロ級で、当時在学中だった須崎優衣選手が金メダルを獲得したことでも話題になりました。

　また大学では、世界に貢献する高い志と人間力・洞察力を持ったグローバルリーダーの育成を目標とする「Waseda Vision 150」を掲げ、優秀な学生の育成に努めています。

第1位：東京大学

　第1位は「東京大学」です。1877年に創立された日本で最も歴史のある国立大学で、最難関クラスの大学として名を馳せています。

　東京大学ではリベラル・アーツ教育を採用しており、前期課程となる2年間を教養学部で学び、広く基礎的な勉強をします。その後、3年生からは後期課程に移り、各々が選んだ専門的な分野を学ぶのが東大スタイル。

　2021年からは世界で活躍する教員・研究者をリモートで結集した「グローバルフェロー制度」がスタートし、海外から世界最先端の教育・研究を取り入れると同時に、さらに充実した教育・研究が可能になっています。入学時の学力の高さだけでなく、その教育スタイルも「学生の学力が高そう」という高校生たちのイメージにつながっているのではないでしょうか。

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