リクルート進学総研は、高校生の大学選び動向を明らかにするため「進学ブランド力調査」を実施し、調査結果を発表しました。全国には多くの大学がある中で、受験生たちからはどのような評価を受けているのか気になるところです。本記事では東海エリアの高校生に大学のイメージを聞いた中で、「学生の学力が高い」のイメージ項目が高かった大学をランキング化し紹介します。

（出典元：リクルート進学総研「進学ブランド力調査2022」）

第2位：名古屋大学

　第2位は「名古屋大学」。1871年に設立された西洋医学を学ぶ仮学校を源流とする大学です。2018年には、世界最高水準の教育研究活動が見込まれる大学として、「指定国立大学法人」に指定されました。

　「創造的な研究活動によって真理を探究し、世界屈指の知的成果を産み出す」ことを研究と教育の基本目標のひとつとしており、21世紀に入ってからは6人のノーベル賞受賞者を輩出。高い志とグローバルな視野、そして幅広い教養と高い専門性を身につけた人材を育成すべく、多面的な学術研究活動と、自発性を重視する教育を実施しています。

　現在は、教育の新しいプラットフォームを提供する舞台となる「東海プラットフォーム」の建設や、大学を含む地域を丸ごとデジタル化する「デジタル・ユニバーシティ」など、革新的な取り組みも推進中です。

第1位：東京大学

　第1位は「東京大学」でした。1877年に設立された国立大学で、全国から優秀な学生が集まることで知られています。自国への深い理解と国際的な広い視野、そして高度な専門知識を基盤に、自ら考え行動できる開拓者精神を持った人材を育てることを使命としています。

　そんな東大において特徴的な仕組みのひとつが、「リベラル・アーツ教育」。入学後2年間の前期課程は、全学生が教養学部に所属し、基礎的な学力や教養を身につけた上で、後期課程ではそれぞれが専門的な分野の研究やプログラムを学んでいきます。また国際水準の研究機関もあることから海外の有名大学との交流も盛んで、グローバルに活躍できる人材育成を行っています。

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