テレビ朝日系で金曜深夜に放送される「金曜ナイトドラマ」。「特命係長 只野仁」や「サラリーマン金太郎」など、深夜枠であるにもかかわらず高視聴率をマークしたドラマも多く、これまで多くの作品がシリーズ化・映画化されています。

　ねとらぼ調査隊では2022年7月30日から8月6日までの間、「2010年以降の『金曜ナイトドラマ』で好きな作品はなに？」というテーマでアンケートを実施しました。

　アンケートでは計2950票の投票をいただきました。たくさんのご投票ありがとうございます！　それでは結果を見てみましょう。

第2位：セカンド・ラブ

　第2位は、2015年に放送された「セカンド・ラブ」でした。昼メロならぬ“夜メロ”という新ジャンルを確立したドラマ。捨て身の激愛に溺れていく様を描いた本作は、恋愛ドラマの名手・大石静さんが脚本を手がけました。

　才能を持ちながらステージに立つ機会を失った亀梨和也さん演じるコンテンポラリーダンサー・慶と、同僚との不倫関係から抜け出せない深田恭子さん演じる高校教師・結唯が出会うところから物語が展開していきます。

　価値観の違い、追い求める「幸せ」の形の不一致から、徐々にすれ違っていく様子にリアリティがあって切ないですよね。麻生祐未さん演じるヒステリックな母親のキャラクターもインパクト大でした。

第1位：あのときキスしておけば

　第1位は、2021年完全オリジナル脚本で制作された「あのときキスしておけば」でした。ヒロインの麻生久美子さん演じる漫画家と、井浦新さん演じる見知らぬ清掃員のおじさんが、事故で中身が入れ替わってしまうラブコメディードラマ。ヒロイン・巴に恋するポンコツな主人公・のぞむを、松坂桃李さんが演じました。

　おじさんに姿が変わってしまってもなお巴に恋してしまう、のぞむのかわいらしさと、“おじさん巴”のキャラクターのコミカルさが見どころです。元のおじさんの魂が戻ってくるようになり、次第に“おじさん巴”としての時間が減っていく。そんな不安定な状態で迎えた結婚式での奇跡は、涙なしには観られません。

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