「岩手県の日本酒」人気ランキングTOP10! 1位は「赤武」【2022年8月12日時点/SAKETIME調べ】
日本には全国各地に素晴らしい日本酒があります。そんな日本酒との出会いを写真とテキストで記録して、自分だけの日本酒日記をつづることができるサービスが「SAKE TIME」。日々、多くの日本酒ファンが自分と日本酒の思い出を投稿し、その魅力を伝えています。
今回はそんな「SAKE TIME」の協力のもと、「岩手県の日本酒」の人気ランキングを紹介します。ランキングは2022年8月12日時点のものです。
(出典:SAKE TIME「岩手の日本酒ランキング2022」)
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第2位:南部美人(南部美人)
第2位は「南部美人(南部美人)」でした。みちのく岩手を代表する銘柄として全国的にも知名度が高く、お酒は飲まなくても、南部美人の名を聞いたことがあるという人はいるのではないでしょうか。
その名は、淡麗できれいな味を美人にたとえて付けられたもの。他方で東京農業大学出身の5代目・久慈浩介さんは、炭濾過をやめるなどの改革を行い、本来の色とうまみを大切にした酒造りにかじを切っています。
米の甘みとフルーツを思わせる華やかな香りが持ち味で、「エミレーツ航空」や「エティハド航空」の機内酒に採用されるなど、海外でも高く評価されています。少しお燗にして楽しむのもおすすめです。
第1位:赤武(赤武酒造)
第1位は「赤武(赤武酒造)」でした。赤武(あかぶ)酒造は1896年(明治29年)に三陸は大槌町で創業した老舗酒蔵ですが、2011年の東日本大震災による津波で全壊。2013年に「復活蔵」として盛岡市内へ移転し、営業を再開しました。
もともとは地元で「浜娘」という銘柄を醸していましたが、大学を卒業したばかりの古舘龍之介さんが2014年に蔵を継ぎ、新しく立ち上げたブランドが「赤武(AKABU)」です。すっきりとした飲み口で、冷でもお燗にしてもスイスイと杯が進みます。
「時代に合う酒造り」を目指し、酒造未経験の若い従業員を現地採用しているのも大きな特徴。手作りを絶対とはせず、機械に任せるところは任せるなど、高品質の酒を安定的に供給できる体制を整えることで、首都圏をはじめ県外でもファンを獲得しています。
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