自動車の購入に関する情報・サービスを提供するメディア「MOTA（モータ）」では、新車や中古車の最新の人気車種ランキングを、ボディタイプやメーカー別に紹介しています。今回はその中から、「ジープ（新車）ランキング」（2022年8月15日時点）のランキング上位の結果を見てみましょう。

第2位：ジープ コンパス

　第2位は「ジープ コンパス」でした。2006年に登場したジープ初のコンパクトSUVです。悪路走破性に優れるラングラーやチェロキーなど、それまでのジープを支えてきた車種とは異なり、公道での走行をメインに開発。スロットが特徴的なフロントグリルなどのジープらしさを残しつつ、都会的でスポーティーな車体に横置きエンジンやCVTを搭載するなど、従来のオフロード向けモデルとは全く違う車体構造を採用しました。ほかの車種と比べて手頃な価格でも話題となり、ブランドのエントリーモデルとして新たな顧客の獲得に貢献。ジープの名をより世間に広めた革新的な一台です。

第1位：ジープ ラングラー

　第1位は「ジープ ラングラー」でした。1940年代前半にアメリカ陸軍の要請で生産されていた「ウイリスMB」の流れを受け継ぎ、1987年に登場したクロスカントリーカーです。軍用車両として生まれ、民生仕様の「CJ-2A」に生まれ変わり、日本のファンには懐かしい三菱ジープなど複雑な歴史を経て、1986年にCJモデルの生産が終了。それと交替するように新しく登場しました。2018年に4代目がリリースされた歴史ある同車ですが、初代から続くデザインや高い悪路走破性など、ブランドのアイデンティティーは変わらず継承。古き良きジープらしさを感じられる一台です。

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