大東建託は、広島県に居住している20歳以上の男女を対象に居住満足度調査を行い、その結果を「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2022＜広島県版＞」として発表しました。今回はその中から「住みここちが良い自治体ランキング」を紹介します。

　ランキングは現在居住している街を5段階で評価し、その平均値によって作成されています。また、2019年から2022年までの回答を累積・集計したものとなっており、回答者が50人以上いる自治体が対象です。

（出典元：街の住みここち 自治体ランキング2022＜広島県版＞ ｜大東建託）

第2位：広島市南区

　第2位は広島市南区でした。広島市を構成する8つの行政区のうちの1つで、2022年7月時点の人口は約14万人。面積は26.46平方キロです。区域の北部にはJR広島駅があることから、県をまたぐ東西の移動にも利便性が高いエリアとなっています。

　商業施設はゆめタウン広島やイオン宇品ショッピングセンターなどがあり、主要な医療機関としては広島大学病院・県立広島病院などがあります。広葉照葉樹の原生林によって一帯が形成されている元宇品公園など、自然が多いのも特徴。自然と利便性のバランスが優れた魅力的な環境となっています。

第1位：安芸郡府中町

　第1位は安芸郡府中町でした。周囲が県庁所在地の広島市に囲まれた自治体で、広島市南区に位置する広島駅から府中町内の向洋駅まで約6分。新幹線による他県への移動にも便利な地域となっています。

　府中町は島市のベッドタウンとしての側面を持っており、宅地化が進んできた自治体でもあります。人口は戦前が1万人未満であったのに対し、2022年7月時点では約5万人にまで増えており、居住環境として高い人気を獲得してきたことが分かりますね。

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