東京23区を中心に、都内各地だけでなく埼玉県や千葉県の一部までも結ぶ「東京メトロ」は、現在9路線が運行中。たくさんの人が行き交うターミナル駅を通っていることも多く、日々多くの乗客を運んでいます。

　そこで今回は、東京メトロ公式サイトに掲載の「各駅の乗降人員ランキング」のデータのもとに、「2021年度の1日平均乗降人員数が多い駅」をランキング形式で紹介します。なお、他鉄道との直通連絡駅および共用している駅はランキングから除外されており、国会議事堂前駅と溜池山王駅は、駅の構造上同一駅として計上しています。

（出典：東京メトロ「各駅の乗降人員ランキング」）

第2位：大手町駅（23万8306人）

　第2位は、千代田区の「大手町駅」でした。2021年度の1日平均乗降人員数は、23万8306人です。丸ノ内線、東西線、千代田線、半蔵門線の4路線が乗り入れており、都営地下鉄三田線も利用できます。

　周辺は高層ビルの建ち並ぶオフィス街となっており、銀行の本店や保険会社、新聞社といった大企業のほか、高級ホテルなども点在。東京駅にもほど近く、地下通路を利用して移動することも可能です。

第1位：池袋駅（40万3964人）

　第1位は、豊島区の「池袋駅」でした。2021年度の1日平均乗降人員数は、40万3964人です。

　池袋駅は、東京メトロの丸ノ内線、有楽町線、副都心線の3路線に加えて、西武池袋線や東武東上線、JR各線が乗り入れるターミナル駅。10分ほど歩いたところにある複合施設「サンシャインシティ」内には「池袋サンシャインバスターミナル」もあり、各地方とを結ぶ高速バスも出ています。

　駅やその周辺には「東武百貨店」や「西武百貨店」「PARCO」といった商業施設のほか、おしゃれなカフェからリーズナブルな居酒屋まで飲食店も多数。駅と直結している施設が多く、天候を気にせずアクセスできるため、買い物にも便利な駅です。

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