人体認識技術を使い、テレビ視聴者の動向を計測・数値化したデータを提供しているTVISION INSIGHTSが、「2022年夏ドラマの初回放送の注目度ランキング」を発表しました。

　ここでいう「注目度」とは、テレビの前にいる人のうち、実際にテレビ画面へ視線を向けていた人の割合を表したもの。どれだけテレビのコンテンツに注目しているのか、がわかる指標です。また、計測対象は2022年6月25日～7月24日の間に初回放送があったドラマで、TVISION推定視聴率が3％以上のもののみを集計しています。今回は「個人全体の注目度ランキング」を見ていきましょう。

（出典元： TVISION INSIGHTS 「2022年夏ドラマの初回放送の注目度ランキング」）

第2位：ユニコーンに乗って

　第2位は、「ユニコーンに乗って」。注目度は64.9%でした。TBS系で火曜夜10時から放送中の作品で、永野芽郁さんが主演を務めています。

　永野さん演じるスタートアップ企業のCEO・成川佐奈が、若き経営者としてさまざまなトラブルを乗り越えながら、人間としても成長していくというストーリーで、西島秀俊さん演じる中年サラリーマン・小鳥智志が、佐奈の会社の面接にやってくるところから物語が始まります。仕事風景はもちろん、杉野遥亮さん演じるビジネスパートナー・須崎功を交えたほのかな三角関係も描かれる「大人の青春物語」は、初回から高い注目を集めていたようです。

第1位：オールドルーキー

　第1位は、「オールドルーキー」でした。注目度は67.6%です。こちらもTBS系のドラマで、日曜夜9時から放送中。綾野剛さんが、数多くの名作が生まれた「日曜劇場」で初主演を務めています。

　引退を余儀なくされたプロサッカー選手・新町亮太郎が、スポーツマネージメントの会社で新たな人生をスタートさせるという物語で、第1話の冒頭では新町が出場した日本代表戦の試合シーンが繰り広げられました。チームメイトとして大久保嘉人さんや加地亮さんなどレジェンド選手が登場しており、こうした話題性もあって高い注目度となったことがうかがえます。この後のストーリーでもスケートボード選手の四十住さくらさんなど、さまざまな種目のアスリートが登場し、話題となりました。

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