日本の歴代「最低気温」ランキング! 1位の「-41.0度」はいつ、どこで記録された?

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 12月も終わりが近づき、いよいよ寒さが厳しくなってきました。気象庁の発表によれば、今年の冬は北日本が平年並みかやや暖かく、それ以外の地域はおおよそ平年並みというところだそうです。

 しかし過去の記録を見てみると、-30度から-40度を下回るようなおそろしいほどの寒さが記録された年や地域があります。今回は「日本の歴代『最低気温』ランキング」を見てみましょう。

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歴代最低は「-41.0度」

 日本の観測史上で最も低い最低気温を記録したのは、1902年1月25日の北海道 ・旭川。記録はなんと「-41度」です。続く2位は同じく北海道・帯広の-38.2度で、1位である旭川の翌日(1902年1月26日)に記録されています。

 3位も北海道の江丹別で、記録は-38.1度。予想通り北海道が多い……どころか、TOP20のうち、19件の記録は北海道で観測されたもので、中でも特に「上川地方」に集中しています。

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唯一の北海道「以外」の記録は?

 では北海道以外の残りの1つは? というと、4位に「静岡県」の文字。ピンときた方はその通り、「富士山」で記録されたもの(-38.0度/1978年)です。

 ちなみに、「最高気温が最も低いランキング」(少しわかりづらいですね)で見てみると、富士山は1位となり、1936年1月31日の「-32.0度」という記録が残っています。“最高”気温が-32度……考えただけで身体が寒くなってくるような気がしませんか。

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