ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の男女を対象に「教育意識が高いと思う都道府県」というテーマでアンケートを実施しました。

　各都道府県でさまざまなプロジェクトや支援が行われていますが、中でも多くの人から教育意識が高いと思われているのは、どの都道府県だったのでしょうか。

※今回の投票は自由回答のため、投票がなかった都道府県はランキング外としています。

第2位：長野県

　第2位は「長野県」でした。公立の小中学校・高校では、文部科学省による「GIGAスクール構想」の実現に向けて、1人につき1台のタブレット端末を想定した教育を推進しています。

　また、小学校でのプログラミング教育に力を入れているのも特徴で、プログラミング教育を通し、早い段階から論理的思考力や想像力を育成しています。

　ほかにも、外国語教育や長野県ならではの教育活動も進めています。すべての公立高校で育てたい生徒像や目指す方向を示した「3つの方針」と「グランドデザイン」を策定しているのも特色といえるでしょう。

第1位：東京都

　第1位は「東京都」でした。人口が多いのはもちろん、子どもの数も多い東京都では、多彩な教育内容を展開しています。例えばCOVID-19（新型コロナウイルス感染症）拡大の影響で、支障を受けた子どもたちに体験活動のプログラムを提供する「子供を笑顔にするプロジェクト」もその一つ。

　学力向上の支援としては、「学びの支援サイト」やメールマガジン「Scrum－スクラム－」の配信などを通しても実施。2018年度からは、「校内寺子屋」といった教育も展開しています。

　「校内寺子屋」では、都立高校30校を「学力向上研究校」として指定したうえで、基礎学力が定着していない高校生を対象に、外部人材を活用し基礎学力の定着を促す取り組みを行っています。

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