リクルート進学総研は、高校生の大学選び動向を明らかにするため「進学ブランド力調査」を実施し、調査結果を発表しました。全国には多くの大学がある中で、受験生たちからはどのような評価を受けているのか気になるところです。

　本記事では東海エリアの高校生に大学のイメージを聞いた中で、「国際的なセンスが身につく」のイメージ項目が高かった大学をランキング化し紹介します。

（出典元：リクルート進学総研「進学ブランド力調査2022」）

第2位：名古屋外国語大学

　第2位は「名古屋外国語大学」です。1988年に中部地区では初となる外国語大学として設立され、英米語学科・フランス語学科・中国語学科の3学科でスタート。現在は4学部9学科を持つ総合的な外国語大学として、活発に国際交流活動を行っています。

　名古屋外国語大学では、留学できる人数に制限を設けないなど、特色ある制度も多数整えています。一定の基準を満たすことで、留学先の学費のほか居住費や渡航費などを大学が全額負担してくれる「留学費用全額支援制度」を用意しており、中には2つの国・地域に留学できるプログラムも。これらの制度は、グローバル化する社会で活躍できる人材の育成に寄与しています。

第1位：東京大学

　第1位は「東京大学」でした。1877年に創立した国立大学で、総理大臣経験者や宇宙飛行士、多くのノーベル賞受賞者を輩出してきました。

　「世界的視野をもった市民的エリート」を育成することを目標としている東京大学では、2021年5月時点で64カ国・地域の大学や機関とさまざまな国際交流協定を締結するほか、4000人を超える外国人留学生を受け入れるなど、国際交流にも注力。また、「戦略的パートナーシップ大学」となっている「ケンブリッジ大学」や「プリンストン大学」「オーストラリア国立大学」など9つの大学とは、大学それぞれの強みをいかした交流を行っており、教育・研究活動のさらなる国際化を進めています。

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