ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の社会人を対象に「教育意識が高いと思う都道府県」というテーマでアンケートを実施しました。

　各都道府県は教育委員会を中心に、特色のある学習プログラムを児童に提供しています。果たして、社会人から見てどの都道府県が教育意識が高いと思われているのでしょうか？　なお今回の投票は自由回答のため、投票がなかった都道府県はランキング外としています。

第2位：長野県

　第2位は長野県です。2019年に文部科学省が発表した教育改革案「GIGAスクール構想」を積極的に採用していて、公立の小中学校・高校では1人に1台のタブレット端末を想定した教育を進めています。

　プログラミング教育も小学校から取り入れていき、クラウド活用も踏まえたネットワーク環境を教育の現場で使用。伊那市では「ICT活用教育 小中学校カリキュラム」のもと、子どもたちがiPadを使用して小学校低学年から中学生になるまで無理なく「情報活用能力」を身につけられるプログラムを実践しています。

第1位：東京都

　第1位は東京都となりました。東京都教育委員会を中心として、学力向上のためにメールマガジン「Scrum-スクラム-」では授業改善や学習指導に関わる先進情報を配信し、教育現場でもしっかりと生かされています。

　オンライン教育推進のために、教員に対して「e-ラーニング研修」も実施。オンラインで学習課題などを発信できる人材育成も積極的に行っています。基礎学力の定着をうながすために、東京都学力向上施策検討委員会の設置をするなど、さまざまな施策を実施しています。

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