2020年「Jリーグ月間ベストゴール」まとめ! 6つの劇的弾、あなたが選ぶ“最高の一発”は?
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コロナ禍により例年とは異なる環境の中、今年も無事Jリーグのシーズンが終わりました。MVPやベストイレブンなどの各賞が出そろう中で、なんといっても華があるのは「ベストゴール」の数々です。
本記事では、2020年のJ1で月間ベストゴールに選ばれた6つのゴールをあらためて振り返ってみましょう。
2月・7月:前田直輝の超絶ダイレクトボレー
まずは前田直輝(名古屋グランパス)の鮮やかなボレーから。第5節のサガン鳥栖戦で生まれたゴールで、後方からふわりと放り込まれたボールに、斜めに走り込みながら左足でダイレクトボレーを叩きこんだ鮮やかな一発です。
ラストパスを引き出す動きと、後方からの難しいボールにしっかりとミートして見せたフィニッシュの美しさが印象に残るゴール。
8月:トーマス・デンの地を這う弾丸シュート
続いてはトーマス・デン(浦和レッズ)が第12節のヴィッセル神戸戦で見せたゴールを。クロスとして上げられたFKのこぼれ球を、中央に走りこんできたトーマス・デンが右足一閃。強烈なハーフボレーは一瞬の後に右ポストを叩いてネットを揺らしました。
シュートの際のミート音、ポストに当たる音ともにすさまじい、いわゆる「キーパーにはノーチャンス」な一発です。
9月:清武弘嗣の劇的AT逆転弾
9月のベストは清武弘嗣(セレッソ大阪)が第19節のベガルタ仙台戦で決めたゴール。ドリブルで敵陣の左サイド深くに侵入した清武は、鮮やかな切り返しからゴールファーサイドに狙いすました一発を叩き込みました。
2-2の拮抗したスコアの中、後半アディショナルタイムに見せた劇的な逆転弾である点も評価されています。
10月:豊川雄太(セレッソ大阪)の芸術的ループ
10月は豊川雄太(セレッソ大阪)が第23節の横浜F・マリノス戦で見せたビューティフルゴール。味方後方からのロングフィードを完璧にトラップして収めると、迷わず右足を振りぬいて20mの芸術的ループシュートを沈めました。
前に出ていた相手GKの位置を把握し、瞬時に判断して正確にゴールに蹴り込む技術。流れるようなトラップからの一連の動きも美しいゴールです。
11月:齊藤未月の超ロング50m弾
齊藤未月(湘南ベルマーレ)が第27節のヴィッセル神戸戦で見せたのは、まさに観衆の度肝を抜く一発。中盤からのチェイスで相手からボールを奪うと、ハーフウェイラインをやや過ぎたところから突然の超ロングシュート。大きな弧を描いたボールはそのままゴールに吸い込まれました。
鋭い守備からのボール奪取、視野の広さ、判断力、あれだけの距離から正確にゴールマウスを捉える技術など、あらゆる点から見て評価されるべきスーパーゴールです。
12月:清武弘嗣の絶妙トラップからのボレー
最後は再びの清武弘嗣(セレッソ大阪)。第31節のコンサドーレ札幌戦で生まれたゴールです。味方の細かいパスワークから、するするっとゴール前に上がってきた清武に浮き球のスルーパスが。難易度の高いボールをワンタッチで完璧に収めると、即座に左足を振りぬいてゴールに突き刺しました。
足元で受けると見せかけての浮き球パスから、トラップのファーストタッチですべてが決まったと思わせる会心の一発となりました。
あなたが選ぶベストゴールは?
Jリーグ2020ではこれら6つのゴールが月間ベストゴールとしてノミネートされ、中でも11月の齊藤未月(湘南ベルマーレ)の超ロングシュートが栄えある「年間最優秀ゴール」に選ばれました。
これ以外にもシーズン中に数々見られたスーパーゴール、あなたが選ぶ「最高の一発」はどれですか?
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