【スカーレット 第20週】喜美子と八郎が踏み出す新しい一歩 2人を見守る息子、武志の気持ちに涙する人続出!
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滋賀・信楽で育った少女が、やがて男性ばかりの陶芸家の世界に飛び込み、自分だけの陶芸を目指していく物語「スカーレット」。今週も視聴者の評価と感想をお届けします。
「スカーレット」第20週(2月17日~22日放送)のあらすじ
喜美子(戸田恵梨香)はアンリ(烏丸せつこ)とワインを飲み明かし、酔った勢いで一緒に暮らすことに。喜美子は酔った自分が八郎(松下洸平)の名を呼びながら泣いていたと聞き驚く。照子(大島優子)がすき焼きをしようと肉を持ってやってくる。
さらに誘われた信作(林遣都)が八郎を連れて現れる。喜美子と八郎の間には微妙な空気が漂うが、アンリのこれまでの人生の話に皆引き込まれていく。武志(伊藤健太郎)は両親が共に食事をしたと聞き大喜び。
喜美子は武志の気持ちを察してやれなかったことを詫びる。再び川原家にやってきた八郎に武志は陶芸のこと、離婚のことを矢継ぎ早に質問する。そして喜美子は、武志や周りに気を遣わせないためにもわだかまりを捨て、新しい関係を築こうと八郎に提案する。
後日、アンリに頼まれていた花瓶が完成。パリ行きを誘われていた喜美子は信楽に残り陶芸を続けることを選ぶ。アンリは「人を思うことで自分の人生も豊かになる」ということばを残し笑顔で去って行った。 (「スカーレット」公式サイトより)
「スカーレット」第20週のネット上での評価
ネット上での「スカーレット」第20週の評価は、「ポジティブ」が 85.1%となりました。
第20週最大の盛り上がりポイントは2月20日頃。八郎が、武志を訪ねて川原家を訪れる第118回でした。
スカーレット第20週でもっとも盛り上がったのは、2月20日に放送された第118回でした。この日、武志の頼みにより、八郎が陶芸展の金賞を受賞した思い出の大皿を持って、川原家に訪れました。久しぶりに親子3人が並んで立つ姿に、多くの視聴者が盛り上がりました。
すき焼きを囲んで
喜美子とアンリが共同生活が始めてから数日、照子がすき焼き肉と野菜を持ってきました。 喜美子は信作にも声をかけ、 4人は一緒に夕食を食べる流れとなります。女3人、夕食の準備に取りかかっていると、アンリが照子に、喜美子が酔っ払って、八郎の名前を呼びながら号泣した話をします。しかし、信作が八郎を連れて来たことから、喜美子と照子は慌てることに……。この流れに「場面に出てこないけど、ハチさんときみちゃんを元鞘に戻そうと画策する信作や照子、百合子たちの会話を想像してしまった」「信作(八郎を)連れてきてくれてありがとう」といったツイートがありました。
八郎も含めて、5人ですき焼きを食べていると、喜美子がお酒に酔った話題に。しばらく話を進めた頃、アンリは喜美子から十代田と呼ばれる男が八郎であると察しました。そこで話の流れを自身の人生訓に変え、酔って誰かの名前を呼んでしまうこともあると、年をとったのだと、喜美子に気付きを与えます。この展開に「アンリさん、やるなあー。十代田さんが八さん? と読んでからは言葉を選び、喜美子の寂しさだけ代弁してあげた」「私、小池ちゃんの事誤解してた…ゴメン小池ちゃん」「アンリが今のきみちゃんの側にいてくれてよかったなぁ」など、アンリの人間性に心打たれた人が目立ちました。
「もういちど家族に」
八郎が武志との約束を果たすため、陶芸展で金賞を受賞した際の作品を手に川原家を訪れます。一緒に夕食も食べず、その日の内に名古屋に帰るという八郎でしたが、武志の必死の引き留めに根負けして泊まることにしました。父の八郎とたくさん話せることにたまらず涙を流す武志。この一連のシーンに「武志…テレビのこちら側ではものすごい数の大人がめちゃめちゃ泣いてるで…」「ハチさんと武志の語らい。もう…大人だけど泣いちゃうよ」「質問攻めでも『どこにも行かへん』っていう八郎に泣く武志にもらい泣き」など、涙を流して見守る人が続出しました。
また陶芸家見習いとして、八郎の作品を緊張しながら手に取る武志に対して「父親の作品を触る時に手を洗う武志。敬意を払うってこういうこと」「緋色の皿持つ前に手を洗うの、あの大切な欠片を渡される前の八郎と同じ」といった感想が見られました。さらに、陶芸家を辞めた八郎が金賞受賞した思い出の皿を持っていたことに「ハチさんあの赤い皿、持って行ってたんやな」「あっ… あの皿… あれで喜美子と結婚できた皿…」といった過去を懐かしむ声がありました。
喜美子、八さんでええやん、普通に戻ろう!
喜美子は、久しぶりに親子3人の夕食を食べるため、準備を進めていました。すると武志から、喜美子と八郎の間に流れる微妙な空気が気まずいと言われ、謝ります。武志からの一言に、喜美子は八郎との仲を修正しようと決意。八郎に対し、まずは他人行儀になってしまったお互いの呼び方から、普通にしていこうと提言しました。この流れに「40すぎての『喜美子って呼んで』がまた来るとは」「的確な言葉が見つからず、ぎこちない空気を力業でひっくり返そうとする喜美子が常治にそっくり」といったツイートが見られました。
また、喜美子が八郎にこんな事もできると、ハグをするシーンでは背景に注目が。「八郎と喜美子にだけ目がいってたけど、常治の皿! ほんとそういうとこ泣ける」「どんな時もお父ちゃんはみんなを見守っています」「素直になれないジョージの顔が笑いながら見てる」と久しぶりに常治の名前で盛り上がりました。そんな2人のやりとりをこっそり見ていた武志でしたが、このあと、八郎の大皿を落として割ってしまいます。この展開に「陶芸家川原八郎の始まりだった皿を息子が壊す。ここから新たなスタート。新しい作品、新しい関係が楽しみ」「子供がおとなになって両親を解き放ってくれたような」など、新しい始まりだと捉えた人が多くいました。
まとめ
スカーレット第20週は、アンリとの共同生活により、喜美子は自分の気持ちに気付かされ、気まずくなってしまった八郎との仲を修正しようと試みた週でした。武志の気持ちや照子、信作の気づかいなどもおもんばかって、喜美子と八郎は、新しい一歩を進むとともに、新しい作品作りを決意しました。
次回は……
スカーレット第21週は、スペシャル・サニーデイと第して、大野一家の様子が描かれます。信作が福引きで、有馬温泉旅行を引き当てます。誰が温泉に行くのか、親子でもめる信作と忠信・陽子夫妻でしたが、信作の妻である百合子のはからいにより、忠信と陽子夫妻が行くことになりました。その間、喫茶SUNNYは百合子が切り盛りし、信作が手伝うことになりますが……。
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