リクルート進学総研は、高校生の大学選び動向を明らかにするため「進学ブランド力調査」を実施し、調査結果を発表しました。全国には多くの大学がある中で、受験生たちからはどのような評価を受けているのか気になるところです。

　本記事では東海エリアの高校生に大学のイメージを聞いた中で、「クラブ・サークル活動が盛んである」のイメージ項目が高かった大学をランキング化し紹介します。

（出典元：リクルート進学総研「進学ブランド力調査2022」）

第2位：青山学院大学

　第2位は「青山学院大学」。アメリカからやってきた宣教師によって創設された3つの学校を母体として、1949年に新制大学として開設されました。「青学」の略称で親しまれており、近年は陸上競技部の活躍により、箱根駅伝の強豪校としても知られています。

　陸上競技以外にも、野球やバスケットボールなどたくさんの体育会系のクラブ活動が盛んに行われています。そのほか2022年9月時点では、「オーケストラ部」や「チアダンス愛好会」など、青山キャンパスだけで45のクラブと47の公認サークルが活動中。また、学部や学科にとらわれることなく、教員と学生が交流できる「アドバイザー・グループ制度」を導入しており、教員や他の学生と一緒に、旅行やボランティア、古典芸能の鑑賞など、さまざまな活動が楽しめます。

第1位：早稲田大学

　第1位は「早稲田大学」でした。1882年に大隈重信が創設した「東京専門学校」を前身とする大学で、これまで60万人以上の卒業生を輩出してきました。慶應義塾大学と並んで「私学の雄」と称される早稲田大学は、学問だけではなく、大学スポーツ界でもさまざまな種目で強豪校として名を馳せています。

　また「ワセダ演劇の発信力強化プロジェクト」として、大学を挙げて演劇文化の継承・発展に努めています。そのため、演劇や映画、音楽などの文化・芸術系サークルの活動も盛んです。早稲田キャンパスの近くにある「早稲田小劇場どらま館」では、公認サークルの劇団を中心に連日さまざまな公演が行われています。

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