リクルート進学総研は、高校生の大学選び動向を明らかにするため「進学ブランド力調査」を実施し、調査結果を発表しました。全国には多くの大学がある中で、受験生たちからはどのような評価を受けているのか気になるところです。

　本記事では関西エリアの高校生に大学のイメージを聞いた中で、「学習設備や環境が整っている」のイメージ項目が高かった大学をランキング化し紹介します。

（出典元：リクルート進学総研「進学ブランド力調査2022」）

第2位：近畿大学

　第2位は「近畿大学」。大阪専門学校と大阪理工科大学を母体に、1949年に設立されました。2022年度一般入試におけるのべ志願者数は15万人を超えており、大学通信による「2022年私立大学志願者数ランキング」では9年連続で1位を達成。多くの受験生から注目を集めている大学です。

　そんな近畿大学では、2022年4月に「情報学部」を新設。AIや情報セキュリティー分野などで活躍するITエンジニアの育成や、eスポーツ分野で活躍する人材の輩出を目標に掲げています。初代学部長には、家庭用ゲーム機「プレイステーション」の開発者・久夛良木健さんが就任。高性能な機材を備えたeスポーツ専用施設「esports Arena」もあり、学生は最先端の環境で学ぶことができます。

第1位：東京大学

　第1位は、「東京大学」でした。1877年創立の日本で最も歴史のある国立大学で、全国から優秀な学生が集まることでも知られています。ノーベル賞受賞者や総理大臣経験者、宇宙飛行士など、多彩な分野で活躍する卒業生を多数輩出している大学です。

　リベラル・アーツ教育を行っており、前期課程となる2年間は全員が教養学部に所属。学問的なものの見方や考え方の基本を学び、将来どんな分野に進んでも通用する基礎力を身につけます。そのほか、学部を横断して講義・演習を履修できる「横断型教育プログラム」などさまざまなプログラムが用意されており、幅広い分野の学問に触れられる環境が整っています。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！