近年、日本では“東京一極集中”の問題が叫ばれています。災害大国である日本において、もしも東京都の首都機能が停止してしまった場合に備え、首都機能を地方に分散して移転しようという議論がなされていますが、実際にどこがいいのか結論は出ていないのが現状です。

　そこで、ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、東京都在住者を対象に「東京以外で首都にふさわしいと思う道府県は？」というテーマでアンケートを実施しました。現在、東京都に住んでいる多くの人が「東京以外で首都にふさわしい」と支持した地方自治体はどこだったのか、ランキングを見ていきましょう！

第2位：神奈川県

　第2位には「神奈川県」がランクイン。東京都の南に位置して、横浜市や川崎市など全国的にも有名なエリアをもつ県として知られています。長年にわたり、東京都に次ぐ大都市として政治や商業も発展してきました。

　みなとみらいや中華街、鎌倉など世界的にも有名な観光地があることでも有名です。現在も東京都に通勤をしている人も多く、大きなトラブルがなく首都の移転も可能となるでしょう。

第1位：大阪府

　そして、第1位は「大阪府」でした！　関西エリアにおける政治や商業の中心地であり、人口では東京都、神奈川県に次ぐ3番目の規模を誇る地方自治体です。

　そんな大阪府では、災害などが起きた場合の首都機能バックアップを目的としている「副首都ビジョン」の整備を積極的に推進。東京都だけに政治や企業の中枢機関が集中しすぎないよう、そして万が一の事態に備え、日本を守るための取り組みをさまざまな形で実施しています。

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