マイナビ進学総合研究所は、高校生の各大学への認知度およびイメージを把握するための「大学認知度・イメージ調査」を実施。大学進学を希望する高校3年生を対象に約8000人から得た回答をまとめ、「マイナビ進学 大学認知度・イメージ調査 2022 調査報告書」として発表しました。

　今回はその中から、関西エリアにおける「大学認知度ランキング」を紹介します。関西で最もよく知られた大学はどこなのか、結果を見ていきましょう！

※本ランキングは回答者の在住エリアに本部を置く大学を対象としています。
※「各大学の認知度（％）＝その大学を「知っている」と回答した数 ÷ 回答者数 × 100」とし、割り出された認知度（％）順にランキングを作成しています。

（出典：マイナビ進学総合研究所「大学認知度・イメージ調査 2022」）

第2位：同志社大学

　第2位は「同志社大学」でした。認知度は87.2％となっています。関西地方の4つの難関私立大学を表す「関関同立」の一角として知られる、日本でも屈指の私立大学です。本部は京都府京都市上京区にあります。

　同志社大学は、幕末から明治初期におけるキリスト教の教育者・新島襄により1875年に創立された「官許・同志社英学校」をルーツとし、1920年に大学となりました。ちなみに、2013年に放送されたNHK大河ドラマ「八重の桜」は、新島襄の妻・八重を主人公にした作品であり、作中では同志社英学校の設立経緯も描かれたことで、同大学の全国的な認知度向上にも貢献しました。

第1位：近畿大学

　そして、第1位は「近畿大学」でした。認知度は88.8％となっています。1925年に創立された私立大学で、本部は大阪府東大阪市にあります。創立者である世耕弘一の言葉「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人の育成」をモットーとした教育方針を掲げています。

　2020年4月1日には近畿大学情報学研究所が開設されるなど、時代に合わせて進化を続ける大学の1つです。また、世界大学ランキングの「The Times Higher Education World University Rankings 2022」では世界801-1000位につけるなど世界からも注目を集めており、関西の高校生からの認知度も非常に高いようです。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！