リクルート進学総研は、高校生の大学選び動向を明らかにするため「進学ブランド力調査」を実施し、調査結果を発表しました。全国には多くの大学がある中で、受験生は各大学にどのようなイメージを持っているのでしょうか。

　本記事では関西エリアの高校生に大学のイメージを聞いた中で、「まじめ」のイメージ項目が高かった大学をランキング化し紹介します。

（出典元：リクルート進学総研「進学ブランド力調査2022」）

第2位：京都大学

　第2位は「京都大学」です。「京都帝国大学」として1897年に創設され、世界的にも評価を受ける研究機関を持つ、人気の高い国立大学です。これまでノーベル賞受賞者を多く輩出しています。

　「自由の学風」をスローガンとして、学生が自分で考え学習や課外活動を行う「自学自習」を教育理念としています。勉強だけでなくアート活動などを行う学生も多く、芸術家やミュージシャンとして活躍している卒業生も。キャンパスライフで幅広い経験ができることで人気を集めています。

　卒業式には独創的な仮装で臨む学生がいることで知られている一方、入学試験が難しく、国内外の第一線で活躍する学生が多いことからも「まじめ」と思われているのかもしれませんね。

第1位：東京大学

　第1位は「東京大学」でした。1877年に創設された日本初の国立大学で、多くの優秀な教授がそろい「世界的視野をもった市民的エリート」の育成を行っています。

　東京大学には、全国から高い目標を持った学生が集まり、世界的にも評価を受ける研究施設などで高度な勉強をすることが可能。卒業生として研究者や政治家、経営者など日本を支える人材を多く輩出しています。より高度な研究を行うために、大学院へ進学する学生も多く見られます。

　教授や卒業生にノーベル賞受賞者も多く、まじめに勉強に取り組んでいるイメージがあるのかもしれません。

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