福岡県を拠点に、鉄道やバス路線の運営を行っている「西日本鉄道」。運営している「西鉄電車」は、天神大牟田線・太宰府線・甘木線・貝塚線の4路線から構成されており、福岡県民の暮らしを支えています。

　そこで今回は、西日本鉄道が公開している「駅別乗降人員」から、2021年度の1日平均乗降人員ランキングを紹介します。

（出典：駅別乗降人員｜西日本鉄道）

第2位：大橋駅（3万4073人）

　第2位は「大橋駅」でした。1日の平均乗降人員は3万4073人です。

　福岡市南区に位置する大橋駅は、天神大牟田線の駅。特急も停車することから、「西鉄福岡（天神）駅」や「西鉄久留米駅」などの主要駅にもアクセスしやすい交通利便性の高さが魅力です。

　2019年には「大橋西鉄名店街」が「レイリア大橋」としてリニューアルオープンし、カフェやベーカリー、惣菜店、雑貨店などのテナントを利用する人でにぎわいを見せています。また、駅の東口にあった公共施設「ゆめアール大橋」の跡地には、屋上広場やスーパーなどが利用できるという複合施設「OHASHI HILL」が誕生予定です。

第1位：西鉄福岡（天神）駅（9万8680人）

　第1位は「西鉄福岡（天神）駅」でした。1日の平均乗降人員は9万8680人と、2位の大橋駅に3倍近い差をつけています。

　福岡市中央区に位置する西鉄福岡駅は、天神大牟田線の起点駅。新幹線が利用できる「JR博多駅」までは、地下鉄やバスを利用して10分前後で移動可能です。九州を代表する繁華街・天神の中心に位置しており、「福岡パルコ」や「福岡三越」「ソラリアステージ」などの商業施設が駅周辺に集まっています。

　また天神エリア一帯では、「天神ビッグバン」というアジアの拠点都市としての役割・機能を高めるプロジェクトが進行中。今後のさらなる発展にも期待が寄せられています。

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