「碁石」の大きさ、黒・白で「0.3ミリだけ違う」のはなぜ? 詳しく解説

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 あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。テーマは「膨張色と収縮色」です。

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解説

 まったく同じものでも、色によって大きさが違って見えることがあります。大きく見える色のことを「膨張色」、小さく見える色のことを「収縮色」と言います。

 膨張色の代表は「白」で、他にもパステルカラーや赤、オレンジなども含まれます。明るい色の洋服を着ると少し太ったように感じてしまうのは、明るい色が膨張色であるからです。明るい色は光を反射して、実際のシルエットよりも大きめに見せてしまいます。

 それに対して、収縮色の代表は「黒」です。他にも青や緑色などが含まれます。

ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」

 膨張色と収縮色の組み合わせが使われているものに、囲碁で使う「碁石」があります。碁石には白と黒の2色が使われていますが、実は大きさが微妙に違うのだそうです。

 具体的には、白い石の直径が21.9ミリなのに対し、黒い石は22.2ミリで、0.3ミリ違います。また、厚みも黒い石の方が0.6ミリほど大きいそうです。

 同じサイズの白と黒の石を並べた場合、膨張色である白い石の方が大きく見えてしまいます。そこで、見た目のバランスを調整するために、黒い石を少し大きめにつくっているそうです。

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番組情報

羽田美智子のいってらっしゃい
毎週月曜〜金曜 7:37 – 7:42番組HP
晴れの日や雨の日、気分が明るい時、ちょっと暗い時、そんなあなたの朝に『いってらっしゃい』の言葉を届けます。
あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・

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