キャリアの選択肢が多様化した現代日本。複数の会社を経験する人も増えてきましたが、そんな中には、会社の待遇や環境には満足していたものの、それ以外の理由で退職を選んだという人も当然います。

　今回はオープンワークが発表した「退職者が選ぶ『辞めたけど良い会社ランキング2022』」を見ていきたいと思います。去る人からも「良い会社だ」と思われていたのは果たしてどこだったのでしょうか？　早速ランキングを見ていきましょう。

（出典：オープンワーク「退職者が選ぶ『辞めたけど良い会社ランキング2022』」）

第2位：リクルートマネジメントソリューションズ

　2位となったのは「リクルートマネジメントソリューションズ」です。リクルートグループに属する、企業の人材採用・育成、組織開発、人事制度構築に関するサービスを提供する会社。「個と組織を生かす」をブランドスローガンとしており、多くの事業会社の付加価値向上に貢献しています。

　グループ全体として、これまで終身雇用が一般的だった日系企業に“卒業”文化を持ち込んだパイオニアだともいわれており、自律を促す企業文化とそれに対する手厚いサポートがあります。「自己マネジメントをできる人にとっては、最高の成長環境」といった声があがっています。

第1位：マッキンゼー・アンド・カンパニー日本

　1位となったのは「マッキンゼー・アンド・カンパニー日本」です。米国、欧州、アジア、南米、東欧など世界各地域の60カ国に支社を持つ戦略系コンサルティング会社で、「マッキンゼー・アンド・カンパニー日本」はその日本支社となります。

　社内ではすでにリーダーとなっている社員の思考に触れ、また同僚と仕事を通じて切磋琢磨することによって、短期間で個人として成長することができるというのが強み。投稿された退職検討理由には「身につけたスキルや経験からして、ネクストステージに進めると感じたから」といったポジティブなものが並びます。

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