「韓国ホラー映画」で一番好きな作品は?【2022年版・人気投票実施中】
2020年アカデミー賞作品賞を受賞したコメディスリラー映画「パラサイト 半地下の家族」など、日本でも韓国映画の人気は近年高まり続けています。ハラハラするストーリー展開、予算をかけた制作スタイルが受け、今では洋画や邦画と並んで多くの作品が全国の映画館で公開されています。
韓国の作品と言えば、情熱的な恋愛ものが人気を集めていますが、「ホラー映画」にも名作がたくさんあります。悪霊や呪い、トラウマなどに取り憑かれた人間の怖さなどをテーマにしたものが多く、癖になる作品ばかりですよね。
そこで今回は「好きな韓国ホラー映画は?」というアンケートを実施します。ぜひあなたが好きな作品を教えてください! それではまず投票対象の中から、3作品を紹介しましょう。
哭声/コクソン
2016年に公開され、日本人俳優の國村隼さんが出演していることでも話題となった映画です。閉鎖的な韓国の田舎に得体の知れない“よそ者”が住み着いてから、村人が家族を惨殺する事件が立て続けに発生します。いつしか、村人たちの中では山中で暮らす謎の日本人が関わっているのではないかとささやかれはじめますが、果たしてよそ者の正体は何なのか、なぜ怪異が起こるのか、明らかにはなりません。
観ている側はクァク・ドウォンさん演じる主人公の警察官とともに、襲ってくる怪異に翻弄されます。監督のナ・ホンジンさんいわく、本作のテーマは“混沌、混乱、疑惑”。彼自身の信仰するキリスト教をモチーフにして物語が構成されたため、やや難解な結末になっていますが、「奥深い恐怖」を体感できることで教養派にも人気のホラー映画です。
新感染 ファイナル・エクスプレス
2016年に公開された、コン・ユさん主演のアクションホラー映画。時速300キロメートル以上で走行中の高速鉄道の車内を舞台に、ゾンビのパンデミックによる恐怖と、それに巻き込まれた人々の人間模様を描いています。「ゾンビは不死身で凶暴だけれど鈍い」という定説を覆し、この映画ではとてつもない速さで人々を追いかけてきます。
幼い娘や妊婦の妻を守ろうとする勇気ある男性、恋人を守ろうとする高校生、自己の保身だけを考える男、列車をひたすら走らせる運転手など、さまざまな人間模様も見応えがあります。ゾンビを前に浮かび上がってくる人間の本性には、また違った視点での怖さを感じますね。最後まで娘を守ろうと奮戦する主人公のソグや、マ・ドンソクさん演じるサンファの格好良さに注目です。
箪笥(映画)
2003年に韓国で公開された「箪笥」は、韓国ではおなじみの古典怪談である「薔花紅蓮伝」の6度目の映画化。まだ韓国映画がマイナーだった2004年に日本でも公開され、カルト的な人気を博しました。湖畔の別荘にやってくる男とその妻、そして2人の娘たち。娘と男の妻は血が繫がっておらず、仲も良くなさそう。
話が進むにつれて「あれ、もしかしたら」という謎がどんどん出てくるミステリー系ホラーとなっています。伏線がかなり細かく張り巡らされており、最後まで観ないと真実は明らかになりません。2回、3回と繰り返し観る度に新しい発見がある、味わい深い作品です。
「韓国ホラー映画」で一番好きな作品は?
日本でも知名度が高く、ネット配信などで気軽に観られる3本の韓国ホラー映画を紹介しました。投票対象は全部で72作品を用意しています。エントリー作品の中に好きな作品がない場合は「その他」を選択し、コメントにて作品名を書いて投票してください! それではアンケートにて、ご投票をお待ちしています。
参考
- 韓国ホラー5作品を特集上映、SF9チャニ主演の「ホワイトデー:壊れた結界」など – 映画ナタリー
- 日韓の異能が融合!「哭声」ナ・ホンジン監督が國村隼を起用した理由(映画.com)
- 新感染 ファイナル・エクスプレス(Wikipedia)
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