「三重県の日本酒」人気ランキングTOP10! 1位は「而今」【2022年10月12日時点/SAKETIME調べ】
日本には全国各地に素晴らしい日本酒があります。そんな日本酒との出会いを写真とテキストで記録して、自分だけの日本酒日記をつづることができるサービス「SAKETIME」。日々、多くの日本酒ファンが自分と日本酒の思い出を投稿し、その魅力を伝えています。
今回はそんな「SAKETIME」の協力のもと、「三重県の日本酒」の人気ランキングを紹介します。ランキングは2022年10月12日時点のものです。
(出典元:SAKETIME「三重の日本酒ランキング2022」)
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第2位:作(清水清三郎商店)
第2位は清水清三郎商店の「作」でした。清水清三郎商店は、三重県北部鈴鹿市の海沿いにある酒蔵で、創業は1869年。もともとは「喜代娘」という銘柄が主力でしたが、今や「作」(ざく)が国内のみならず海外でも名をはせています。
そのネーミングには、酒は作り手だけでなく、飲み手とともに作り上げるものという意味が込められているそうです。一方で、「機動戦士ガンダム」に登場する機体・ザクに通じることから、その方面での人気も高いとか。2016年の伊勢志摩サミットで、乾杯酒に採用されたことでも話題となりました。
杜氏の内山智広さんは、専門学校でバイオテクノロジー(生物化学)を学んだ経歴の持ち主。吟醸香を構成する2つの香気成分を、酵母によって使い分けているのも大きな特徴です。よく冷やして口に含めば、透明感のある飲み口の奥に、フルーティな甘みと香りが広がります。
第1位:而今(木屋正酒造)
第1位は木屋正(きやしょう)酒造の「而今」(じこん)。近年、高い人気と知名度を誇っている三重の名酒です。醸造元の木屋正酒造は、かつての伊賀国にあたる三重県名張市で1818年に創業した老舗です。
6代目蔵元の大西唯克さんが、而今ブランドを立ち上げたのは2005年のこと。その名称は「未来にも過去にも囚われず、今できる最善のことをする」という意味の禅宗の言葉に由来しています。築200年の蔵で、昔ながらの製法を用いつつも、精緻な設計と検証に基づいた酒造りを行っています。
而今は三重の日本酒の持ち味である、クリアな飲み口と上品な甘みが魅力。そこに酸味が絶妙に調和していて、ワインのように味と香りをたしかめながらじっくり飲み進めたくなるお酒です。
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