デジタル化が急速に進み、ペンなどで文字を書く機会も少なくなってきています。その一方、2020年には学習指導要領が改訂され、都道府県名で出てくるすべての漢字を小学4年生で学習することになりました。中には、正確に書ける自信がない漢字もあるでしょう。

　そこで、ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の男性を対象に「漢字で書けるか不安な都道府県」というテーマでアンケートを実施しました。男性から漢字で書くのは難しいと思われているのは、どの都道府県だったのでしょうか。それではランキングを見ていきましょう！

第2位：愛媛県

　第2位は愛媛県でした。四国地方の北西部に位置する愛媛県は、大小多くの島々が点在しており、北部は「しまなみ海道」を通じて広島県と結ばれています。「東洋の地中海」と呼ばれる瀬戸内海に面しており、中央部には西日本最高峰の石鎚山と、それに連なる山々や四国カルストが広がる、豊かな自然に恵まれた地域です。

　愛媛県の「媛」は、2010年に常用漢字に追加されました。古くは高貴な女性を指す言葉で、「歌媛」「才媛」などの熟語があります。「暖」など、同じつくりの漢字はありますが、編が何かを思い出すのが難しいかもしれません。

第1位：新潟県

　第1位は新潟県でした。本州の中北部に位置し、日本海に面している新潟県は、日本有数の豪雪地帯としても知られています。日本最長の川として知られる信濃川が流れ、その流域にある越後平野は穀倉地帯としても有名です。

　新潟県は「潟」の字が難しいですよね。画数は15画で多いとはいえませんが、つくりの上部は「臼」ですし、下部は「勿」ではありません。「潟」は1981年に常用漢字となりましたが、2019年度までは小学校で習う漢字ではなく、覚えるのに苦戦している人もいるのではないでしょうか。

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