リクルートは、関西圏（大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県）に在住している20歳以上の男女を対象に居住実態調査を実施し、その結果を「SUUMO住民実感調査2022 関西版」として発表しました。

　今回は、その中から「子育て環境が充実している駅」ランキングを紹介します。関西圏に存在する数々の駅の中で「子育て環境が充実している」と高い評価を得ているのはどの駅だったのでしょうか。さっそく、ランキングを見ていきましょう。

（出典元：リクルート「SUUMO住民実感調査2022 関西版」）

第2位：人丸前（山陽電鉄本線）兵庫県

　第2位は「人丸前駅」でした。兵庫県明石市に位置する人丸前駅は、山陽電鉄本線の駅のひとつ。駅名は、駅の北側にある「人丸山公園」に由来し、「人丸」とは柿本人麻呂のことを指します。

　人丸前駅のある明石市は、「こどもを核としたまちづくり」を掲げており、親の所得にかかわらず、子供の医療費の無料化、第2子以降の保育料の完全無料化、子供の公共施設の入場料無料化、毎月おむつや子育て用品を届けてくれるなど、充実した子育て支援を実施しています。また、「大蔵海岸公園」「兵庫県立明石公園」などの広域公園が近くにあることも、子育て世代には嬉しいのではないでしょうか。

第1位：彩都西（大阪モノレール彩都線）大阪府

　第1位は「彩都西駅」でした。大阪府茨木市に位置する彩都西駅は、大阪モノレール彩都線の駅のひとつです。駅周辺は、身近に四季を感じられる閑静な住宅街となっています。

　茨木市には「こども育成部」が設けられており、子供の入院や通院の保険診療の自己負担分を助成する「こども医療」など、子育てや教育に関する政策が進められています。また、保育園、幼稚園、小学校、中学校などの教育施設も徒歩圏内にあるため、自然に恵まれた環境で子育て、教育ができる環境が整っています。

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