ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の30代以下の人を対象に「名前がかっこいい『日本百名山』の山」というテーマでアンケートを実施しました。

　日本には数多くの山が存在しますが、中でも全国各地から「日本百名山」として選定された山々は特に有名です。そんな日本百名山の中で、多くの30代以下の人から「名前がかっこいい」と支持を集めたのはどの山だったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう！

第2位：剱岳

　第2位は「剱岳」でした。富山県に位置する、標高2999mの山です。北アルプスの北部・立山連峰にあり、日本で数少ない氷河が現存する山としても知られています。一般登山者にとっては難易度が高く、非常に険しい山として知られており、「岩と雪の殿堂」としても有名です。

　また、鋭い岩峰が連なった美しく雄大な景色も魅力で、秋には紅葉を楽しめます。ちなみに、国土地理院の地形図では「剱岳」という漢字が使われています。ただ、「剣」という漢字には異体字が多く、常用漢字を使った「剣岳」という表記も広く知られています。

第1位：富士山

　そして、第1位は「富士山」でした。山梨県と静岡県にまたがる富士山は、日本の象徴的な存在。標高は3776mで、日本一の高さを誇る山です。2013年に「富士山－信仰の対象と芸術の源泉－」として、世界文化遺産に登録されました。

　そんな富士山の「富士」という文字が初めて登場したのは、797年に記された『続日本紀』とされています。ちなみに、「フジ」の意味には諸説あり、「富士山」という名前の表現方法も「不二山」「不尽山」などさまざま。平安時代に成立した『竹取物語』では、不老不死の薬を燃やすための登ったことから「不死（ふじ）の山」と呼んだともされています。

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