「子育て環境が充実している自治体」ランキングTOP10! 第1位は「兵庫県明石市」!【2022年最新調査結果】

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 リクルートは、関西圏(大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県)に居住している人を対象に「SUUMO住民実感調査2022 関西版」を実施。その結果を発表しました。

 「住んでいる街に住み続けたいか」という継続居住意向を明らかにし、その街の魅力を把握することを目的とした調査で、今回は「子育て環境が充実している」という軸でまとめたランキングを紹介します。最も「子育て環境が充実している」と評価された自治体はどこなのでしょうか? さっそくランキングを見てみましょう!

(出典元:「SUUMO住民実感調査2022 関西版」2022年住み続けたい街(自治体/駅)ランキング

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第2位:大阪府泉南郡田尻町

 第2位には「大阪府泉南郡田尻町」がランクインしました! 瀬戸内特有の温暖な気候のこの町では古くから農業、漁業が盛んでした。田尻漁港はマリーナ(ヨットや小型船を泊めておく、小さな港や水域)も共存する珍しい漁港で、そこで毎週日曜日に開催される「田尻漁港 日曜朝市」では町民同士が交流を深めています。

 そんな田尻町では、町内に住む就学前の子どもとその保護者、および子育てを始める家庭を対象にさまざまな事業を実施する「すくすくセンター」を開設しています。妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援をおこなうため、保育士をはじめ、助産師、栄養士などさまざまなスタッフが在席。子育て支援センターとこども課・健康課が連携しているため、子育ての悩みに包括的に対応してくれる点がうれしいポイントですね。

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第1位:兵庫県明石市

 そして第1位は「兵庫県明石市」でした! 兵庫県南部の明石海峡に面した都市で、神戸や大阪方面へのアクセスも良いため、ベッドタウンとしても栄えてきました。瀬戸内海の穏やかな気候で過ごしやすいことや、「魚の棚商店街」などで気軽にタコやタイといった海の幸が味わえる点も魅力の1つ。

 そんな明石市は、「子育てのしやすいまち」として近年注目を集めています。「こどもを核としたまちづくり」と「すべての人にやさしいまちづくり」をまちづくりの2本柱としており、「第2子以降の保育料の完全無料化」をはじめ、0歳児の見守り訪問「おむつ定期便」など、手厚い支援制度が豊富に用意されています。特に「こども医療費の無料化」制度は、2021年7月から高校3年生まで適用されるようになり、住民の負担が大幅に削減されました。

 このような大胆な子育て施策など市民に寄り添うまちづくりにより、明石市の人口は9年連続で増加中。良い循環は今後も続きそうですね。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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