カヤックが運営する、移住・関係人口を促進するサービス「SMOUT」は、ユーザーにアンケートを行って人気移住地域をランキング化した「SMOUT移住アワード2022 上半期」を発表しました。

　このランキングの対象は、「SMOUT」に登録している約4万人のユーザー。2022年4月1日〜2022年9月30日の期間で、地域の発信する情報に対して興味があるかどうかを集計しています。

　その中から、今回は市区町村部門のランキングを取り上げます。移住地域として人気を集めた市区町村はどこなのでしょうか。まずはランキングを上位から見ていきましょう。

（出典： SMOUT移住アワード2022 上半期 ）

第2位：兵庫県豊岡市

　第2位は「兵庫県豊岡市」です。兵庫県の北東部に位置する市で、県内最大の面積を持つ自治体です。夏は海水浴、冬は神鍋高原などでのウインタースポーツを楽しめます。

　但馬牛や松葉ガニ、お米などが名産品として全国的に有名です。さらに、中心地となる豊岡地域は「日本一の鞄の産地」としても知られ、古くから伝統技術が受け継がれています。

　また、都市部からの移住者が地域活性化に取り組む「地域おこし協力隊」も盛んに活動しています。城崎温泉の「まちづくり編集者」など、珍しい肩書きでの募集もありました。

第1位：長野県伊那市

　第1位は「長野県伊那市」となりました。長野県の南部に位置する市で、関東にも関西にも出ることができる立地となっています。東京、名古屋、大阪などから高速バスの直通便もあり、都心との二拠点生活を送ることも可能です。

　南アルプスと中央アルプスに囲まれた自然豊かな地域で、農業などを体験することができます。また、AI自動配車サービス「ぐるっとタクシー」やドローンによる買い物サービスなど、最先端技術を用いた取り組みも実施。「田舎暮らしモデルハウス」や移住体験住宅を作るなど、市が積極的に移住者をサポートしているのも魅力です。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！