最大限の“痛さ”で札幌の新名物に 長栄交通の「痛タク」がつくるフリー経済:すごいぜ痛タクシー(1/3 ページ)
エヴァやバイオハザードとのコラボでも注目を浴びた長栄交通の痛タク。広告料や版権などのお金のやり取りをせずに実施することで最大限の“痛さ”を実現している。
北海道・札幌で、一風変わったタクシーを目にするようになった。
エヴァンゲリオンやバイオハザードのラッピングに始まり、見慣れないキャラクターやアニソンで活躍する歌手の写真をデザインした車両もある。広告が一部に施されたラッピングタクシーの存在を耳にすることはあるが、でかでかと車体の全面にキャラクターをラッピングした痛車ならぬ「痛タク」が、数多く目につく都市は札幌だけといっても過言ではないだろう。
それもこのタクシー、広告料や版権などのお金のやり取りをせずに実施することで、最大限の“痛さ”を実現できたというのだ。痛車とフリー経済との関係、より一層興味をそそられる話ではないか……。ということで、「痛タク」を考案し、その展開に1人で奔走する長栄交通(札幌市)営業企画課長の竹内紀仁さんに話を聞いてみた。
札幌の新たな名物に
昨年8月、観光名所としても知られる北海道庁の赤レンガ庁舎で、北海道産ベリー類を擬人化した「リトルベリーズ」のPRイベントが開かれた。このとき披露された痛タクは長栄交通がラッピングしたものだ。ちなみにリトルベリーズは、初音ミクでおなじみの地元企業クリプトン・フューチャー・メディアが絵師のコーディネーションやキャラクター作りに協力している。
今年の3月までは、同じく札幌に本社を持ち、ガイナックスのモバイル向け公式コンテンツを展開するメディア・マジックが当地にてプロデュースした「エヴァンゲリオン展 札幌」にあわせ、エヴァのラッピングタクシーを展開した。同社が痛タクを始めたのはほんの1年前のことだが、こうしたコラボの実績を重ねることで、今や札幌の新たな名物として浸透し始めている。
「痛タク」は広告ラッピングのタクシーではない
痛車の“痛さのインパクト”は、車体にどれだけ大きく効果的にキャラの世界観を表現できるかが決め手となる。長栄交通の痛タクはそのインパクトを高めるためにコラボを無料で行っていると、竹内さんは明かす。
実はラッピングタクシーというのは、各自治体が定めている屋外広告物の規制にあわせて、広告扱いとなるとその露出面積に制限が生まれてしまう。規制に従っていると、ただキャラクターが小さく貼ってあるだけになってしまい、世界観が表現しづらい。痛いことがデザインになっていない、本当に痛い車体になってしまう。そこで広告ではなく、会社独自のデザインとしてのラッピング扱いで展開することで、世界観を持った大胆なグラフィックのタクシーを実現した。
とは言え、痛タクを制作するには最低でもラッピングのための費用が1台あたり何十万円もかかり、コストにシビアなタクシー会社にとってメリットが見出せない冒険であると言える。それも長栄交通は札幌でも小規模なタクシー会社。そこをなぜ踏み切ったのか。
「実は運転手さんのためになるのです」と竹内さんは意外な回答をする。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
“有吉弘行も大ファン”の「伝説の女装愛好家」が死去 亡くなる2日前に「志半ばにして逝きますが燃え尽きる思い」とメッセージ
「参りました」 ユニクロ新作“4990円シャツ”に称賛殺到 「今季No.1かも」「全色欲しくなる」
“17歳と19歳”、若くして子どもを授かった夫婦が10年後…… まさかの現在に反響「すごい」「最高の両親」【海外】
ユニクロ&GUの“春ワンピ”を67歳主婦が着ると…… 簡単おしゃれな着回しコーデに「若々しくて素敵」「参考になります」
ミスド、“55周年の箱”に賛否 「昔が良かった」「かっこよかった」の声も…… 驚きの“ミスドの箱”の変遷
福袋に入ってた“定価3万円”の高級魚を大事に育てたら…… 「やりやがったな」涙する結果に「すごい」「ほんと感動」
木村拓哉がタイプロで「弁当」差し入れ→“衝撃の価格帯”に騒然 「ぶったまげた」「庶民には買えない」【“タイプロ現象”の余波】
大谷翔平ら「ドジャース」スター軍団の球場入り、いかつい“超高級所有物”まで映り込み視聴者クギづけ「豪華すぎ」「ドライバーつき?」
ミスド、“55周年の箱”に賛否の声 赤と白を基調したデザインに「絶対欲しい!」「鬼ダサパッケージ」
「昔はかなりモテた」と話す母→ウソかと思いきや…… 100万再生された“当時の姿”に娘も驚き「なんてこった!!」【海外】
- 「うそでしょ!?」 東京ディズニーランド、“老舗”レストランの閉店を発表 「とうとう来てしまったか」「いやだああああ」と悲しみの声
- Koki,、豪邸すぎる“木村家の一室”がウソみたいな広さ! 共演者も間違えてしまうほどの空間にスタジオビックリ「コレ自宅!?」「ちょっと見せて」
- 息子の小学校卒業で腕を組んだ34歳母→中学校で反抗期を迎えて…… 6年後の姿に反響 「本当に素敵!」「お母さん、変わってない!?」
- プロが本気で“アンパンマンの塗り絵”をしたら…… 衝撃の仕上がりが550万再生「凄すぎて笑うしかないw」「チーズが、、、」 話題になった作者に話を聞いた
- ディズニーランドがオープンした1983年当時、カップルだった2人→37年後…… 目頭が熱くなる現在の姿に感動
- ニットで口元が隠れた赤ちゃん、そっと脱がせてみると…… “想像を超える”表情が2300万再生「心に刺さった」「今まで見た中で1番!」【海外赤ちゃん記事3選】
- 水族館のイカに“指でハート”をしてみたら… “まさかのお返し”が190万表示「こ、こんなことあるのか」
- 「ひどすぎ」 東京ディズニーランドで“約100人のドジャースファン”が一斉に“迷惑行為” 「やめてほしい」と物議
- 19万8000円で購入した超高級魚を、4年間育てたら…… ド肝を抜く“大変化”に「どんどん色が」「すごい」
- 初めて夫の実家に挨拶した妻、初々しかった表情が9年後…… “そうはならんやろ”な変わりっぷりが1150万再生
- 最初に軽く結ぶだけで…… 2000万再生された“マフラーの巻き方”に反響「これは使える」「素晴らしいアイデア」【海外】
- コメダ珈琲店で朝、ミックスサンドとコーヒーを頼んだら…… “とんでもない事態”に爆笑「恐るべし」「コントみたい」
- パパに抱っこされる娘、13年後の成人式に同じ場所とポーズで再現したら…… 「お父さん若返った?笑」「時止まってる」2人の姿に驚き
- 和菓子屋で、バイトの子に難題“はさみ菊”を切らせてみたら……「将来有望」と大反響 その後どうなった?現在を聞いた
- 古いバスタオルをザクザク切って縫い付けると…… 目からウロコの再利用に「すてきなアイデア」【海外】
- 「14歳でレコ大受賞」 人気アイドルがセクシー女優に転身した理由明かす 家族、メンバー、ファンの“意外な反応”
- 希少性ガンで闘病中だったアイドル、死去 「言葉も発せないほどの痛み」母親が闘病生活を明かす
- “きれいな少年”が大人になったら→「なんでそうなったw」姿に驚がく 「イケメンの無駄遣い」「どっちも好きです!笑」
- ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
- 芸能界引退した「ショムニ」主演の江角マキコ、58歳の近影にネット衝撃「エグすぎた」 突然顔出しした娘とのやりとりも話題に