「コトコトくどかれ飯」類似指摘について編集部が公式に否定 一部では指摘した「女くどき飯」作者に非難も
「女くどき飯」作者の峰なゆかさんが「パクりではないか」とTwitterで抗議し話題になっていました。
講談社「ハツキス」の新連載「コトコトくどかれ飯」(田所コウ)が、Web漫画「女くどき飯」(峰なゆか)に類似していると一部で指摘されていた件(関連記事)で、ハツキス編集部は8月21日、サイトで「類似した内容ではないと考えています」との見解を発表しました。
「コトコトくどかれ飯」をめぐっては、8月13日に「女くどき飯」作者の峰なゆかさんがTwitterで「設定もタイトルもさすがにパクリすぎ」などとツイート、編集部に説明を求めるなど怒りをあらわにしていました。
編集部のコメントによると、「コトコトくどかれ飯」はあくまでフィクション。淡い男女の恋模様を描いたラブストーリーであり、峰さんの体験を元にしたエッセイ漫画である「女くどき飯」と類似した内容ではないと考えているとのこと。ただタイトルの類似については、連載タイトルを決める際に作者も編集部も気付いておらず、指摘を真摯に受け止め、今後の作品タイトルについては作者とともに協議していくとしています。
また今後の連載継続についてですが、作者の田所さんからは、本件とは関係なく連載辞退の申し出があったそう。一方、峰なゆかさんからは「タイトルを変更した上で、連載を続けていただきたい」との希望があり、今後も田所さんとは連載継続に向けて話し合っていくとのことでした。
今回の一件で、峰さんは「タイトルとコンセプトがパクリ」であるとして編集部に説明を求めていましたが、両作品を読み比べた人からは「全然違う」「これをパクリだと言うのは無理がある」といった声も。一部では峰さんに対し「本当に作品を読んだうえでパクリだと判断したのか」といった批判も寄せられていました。
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