美術の石膏像をアイドルユニットにした「石膏ボーイズ」 デビュー半年でまさかのアニメ化決定

美大生「うおおおおおおお」

» 2015年09月02日 07時30分 公開
[黒木 貴啓ねとらぼ]

 微動だにしない石膏像4体をアイドルユニットとして売り出していく謎プロジェクト「石膏ボーイズ」のアニメ化が決定してしまいました。放送は2016年1月より。企画制作のホルベイン画材×ザリガニワークス×KADOKAWAさん、正気ですか……!?

画像 な、何を言っているか分からねーと思うが

 「石膏ボーイズ」は今年2月に生まれた、美術のデッサンでおなじみの石膏像を「美しい人」「イケメン」な芸能人としてプロデュースする企画(関連記事)。メンバーはメジャーな4体、リーダー「軍人で聖人」聖ジョルジョ、「愛に一途な軍神」マルス、「美肌のマルチタレント」ヘルメス、「元祖セレブリティ」メディチです。7月からは情報サイト「ダ・ヴィンチNEWS」で彼らの活動の日々をレポートする連載も始まる(関連記事)など、世間のツッコミを置き去りに石膏像のアイドル化が着々と進行していました。

 アニメのストーリーは完全オリジナル。石膏ボーイズのマネージャーとなった新卒1年目の女性が芸能界で奮闘する姿を描きます。アニメーション制作はライデンフィルム、監督は宅野誠起さん、シリーズ構成・脚本には横手美智子さん。主題歌を歌うのは、確かしゃべれないはずの石膏ボーイズです。作詞は「ユリ熊嵐」の主題歌を担当した音楽アーティスト・ボンジュール鈴木さん、作曲と楽曲プロデュースは“クラブシーンを中心に活動するクリエイター”という肩書きの満寿田ムーブマンさんと、全体的に豪華な布陣。

アニメ化の記者会見動画も公開

 石膏ボーイズがアニメ化を発表する記者会見の動画も公開されました。司会者の質問に対して、スタッフが石膏ボーイズの口元にマイクを近づけると、取材陣が「おぉーっ」と驚きの声をあげるのですが、あれ? この石膏像たち終始何も言葉を発していないような……おっと、誰かが来たようだ。

画像 ※訓練されたファンには声が聞こえます

 彼らの「アイドルグッズ」の新商品も今秋以降にリリース。ホルベイン画材からは新クロッキーブックとトートバッグ、KADOKAWAからは石膏ボーイズ4人のラバーストラップや「架空のライブグッズセット」が登場する予定です。「架空の」っておい。

画像 新商品のイメージ

黒木貴啓


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」