お金がくるくる吸い込まれていく ついつい募金しすぎてしまう募金箱が話題

連続投入したくなる。

» 2017年04月17日 10時30分 公開
[福田瑠千代ねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 航空科学博物館に設置されたユニークな募金箱が「ついつい募金しすぎてしまう」と話題です。募金箱は漏斗(ろうと)のような形をしており、コインを投入するとくるくると円を描いて転がり、最後に中心の穴へと吸い込まれていきます。


 Twitterでは募金の様子を動画付きで投稿したツイートが3万回以上RTされ、動画を見た人からは「左右同時にいれたら面白そうですね」「連続でコイン入れたい」「アメリカ留学してた十ウン年前、この募金漏斗(?)があちこちにあって、面白くて小銭を何度も入れたっけ」といった反応が。

 航空科学博物館に問い合わせたところ、この募金箱が設置されたのは2016年の1月1日。以後、毎月2万円前後の募金が集まっているそうです。やはりお子さんに大人気のようで、兄弟で交互にコインを入れて遊ぶ光景も珍しくないのだとか。募金箱には左右にコインの投入口があり、同時に投入してもコインが中でぶつからないよう設計されているそうで、左右から連続投入するという上級者向け(?)の楽しみ方もありそう。1階の玄関ホールに設置されています。

 国内では「くるくるコイン」の名称で、ライフデザインプランニングが10年ほど前から販売中。直径60センチの「中サイズ」と、直径85センチの「大サイズ」の2種が販売されています。中サイズは26万円、大サイズは29万円(税+送料別)。


 Twitterでも言及があった通り、もともとはアメリカで発明されたもの。「SPIRAL WISHING WELLS」としてSteve Divinickさんが1985年に、地元の教会の子どもたちへのプレゼントで作ったのが元祖です。Steveさんはその後Divnick Internationalという会社を立ち上げ、これまでに「中」「大」サイズの他、部屋でも遊べる「手持ちサイズ」や、直径2.1メートルの特大サイズも開発しています。手持ちサイズは国内のAmazonでも輸入品が4000円弱で出品されており、購入可能となっています。

お金がくるくる吸い込まれていく ついつい募金しすぎてしまう募金箱が話題 Steveさんと4種類の募金箱(画像はSPIRAL WISHING WELLS公式Webサイトより

アメリカで販売されているアメリカンなサイズの募金箱

関連キーワード

寄付・募金 | Twitter | アメリカ | デザイン


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/25/news016.jpg 「電車の中で見ちゃダメ」「笑ったww」 実家からLINE「子ヤギがすばしっこくて捕まらない」→送られてきた衝撃姿が320万表示!
  2. /nl/articles/2404/23/news090.jpg 誰も教えてくれなかった“裁縫の裏ワザ”が目からウロコ 200万再生のライフハックに「画期的」と称賛【海外】
  3. /nl/articles/2404/21/news011.jpg 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  4. /nl/articles/2404/25/news043.jpg 娘の給食の献立表を見たら…… 正体不明の“謎の料理名”が「これはわからんw」と話題に その意外な正体に納得!
  5. /nl/articles/2404/25/news129.jpg プロ野球チップスでまた“不良品”流出 伊藤大海「176m」表記に続き…… カルビー謝罪「深くお詫び」
  6. /nl/articles/2404/24/news018.jpg 1年半ケージに引きこもっていたシャーシャー猫が、ある夜布団に入ってきて…… 感涙の行動に「まるで別猫」「こんな日が来るなんて」
  7. /nl/articles/2404/24/news017.jpg メルカリで300円の紙モノセットを買ってみたら…… 出品者のあたたかな心遣いに「利益は考えていないんでしょうね」「見ててわくわくします」
  8. /nl/articles/2404/23/news185.jpg 子どもに高級キーボードのパーツを捨てられた → 公式の“先読みしすぎた対応”が話題「そういうこともあろうかと」
  9. /nl/articles/2401/18/news015.jpg 巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに…… 衝撃の経過報告に「死なないで」
  10. /nl/articles/2404/22/news124.jpg ダイソー「マルチ万能ほうき」が家事ラクの救世主 名前負け知らずの便利さに「これやばっ!!」「220円に驚き」の声
先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」