寒天大好き秋田県民オススメの「ポテトサラダ寒天」がうまい! 暑い時期にうれしいレシピを大公開:ご当地めし
余った寒天でグレープフルーツのデザートにも挑戦。
ご当地の食材や料理を紹介するご当地めし。第3回は秋田県民が愛するという「ポテトサラダ寒天」をご紹介します。
第三回:秋田県民は寒天が好き
今回取り上げるのは、ポテトサラダを寒天にした「ポテトサラダ寒天」です。なぜポテトサラダを寒天にするのか、という疑問を秋田県民にぶつけてみたところ、「秋田はなんでも寒天にするから」とのこと。
なかでもポテトサラダを使ったものや、マヨネーズを寒天で固めたサラダ寒天は、おかずとしてはもちろんお茶請けとしても人気が高いのだそうです
それでは早速作ってみましょう。用意したのは、ジャガイモ、キュウリ、ベーコン、卵、プチトマト、バター、粉寒天、酢、マヨネーズ、塩コショウです。
まずはキュウリ薄切りにして塩もみをし、玉ねぎも薄切りにしてを水にさらします。
ジャガイモはよく洗って芽を取ってから皮をむき、4分の1にカットしたら鍋に入れます。それからジャガイモがひたひたになるまで水をはり、火にかけます。これと同時にゆで卵を作り、ベーコンをバターでいためれば下ごしらえは完了です。
続いてジャガイモにマヨネーズ、酢、塩コショウをして、キュウリ、ベーコン、玉ねぎを加え、ポテトサラダを作ります。このとき、ジャガイモをつぶしすぎないのがポイントです。
次に、寒天を作ります。お水に容量通りの粉寒天を入れます。よく混ぜてから火にかけて、とろみがついてくればOKです。そしてもう一つの鍋で白だしをあたためておきます。最初に作った寒天液の半分をあたためた白だしに入れます(もう半分は無味のまま残しておきます)。白だしに直接粉寒天を入れても固まりにくいので、必ず寒天液に白だしを入れるようにしましょう。
白だし寒天は、用意しておいた型に半量流し込み、固まるのを待ちます。その間に無味の寒天液をポテトサラダに入れてよく混ぜ、固まった白だし寒天の上に敷き詰めていきます。
さらにその上に残しておいた白だし寒天を流しこみ、お好みでゆで卵、プチトマトを並べて冷蔵庫でしっかり冷やし固めれば、秋田県民が愛するポテトサラダ寒天が完成です。
完成したポテトサラダ寒天を切り分けてみると、その見た目はテリーヌのようです。早速出来立てのポテトサラダ寒天を一口。プルプルした寒天がポテトサラダに対していいアクセントになっています。これ、普通のポテトサラダよりもおいしいかも。
今回はかなり大量にできたので編集部員にも試食してもらいました。九州出身の編集部員はポテトサラダ寒天初体験でしたが「結構ありだと思う。ゆで卵の白身が入っているバージョンのポテサラの食感に近い」と笑顔。関東出身の編集部員たちも「思っていたよりも全然おいしい」「こっちの方が好き」と評判は上々。あっという間になくなりました。
なお、秋田県出身の編集長も実食。「そうそう、これこれ」と緩い笑顔を見せてくれました。
番外編:寒天が余ったので、グレフル寒天
ここからは番外編。粉寒天が余ったので、グレープフルーツを使った寒天デザートも作ってみました。デパートなんかで見かけるグレープフルーツが丸ごとゼリーになっているあれが目標です。今回はゼリーではなく寒天ですが、うまくいくでしょうか。
用意したのはグレープフルーツ2玉と粉寒天、グレープフルーツジュース、はちみつです。早速グレープフルーツの上部を切り、果肉を取り出して、果汁を絞ります。
この時、グレープフルーツの器にどれぐらいの果汁が入るのかを量っておき、足りない分はグレープフルーツジュースで補填します。
そしてポテトサラダ寒天の時と同様に寒天液を作り、果汁を加え、はちみつで味を調えたら、グレープフルーツの器にグレープフルーツ寒天液を投入。冷蔵庫で良く冷まして完成です。
出来上がりは、デパートの超高級ゼリーと変わりません。寒天らしい食感とグレープフルーツの苦み、はちみつの甘みがマッチして最高においしいです。これからの暑い時期にもいいですね!
寒天さえあれば気軽に作れるメニューなので、ポテトサラダ寒天もグレープフルーツ寒天もぜひ作ってみてください。
(Kikka)
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