コラム
» 2018年05月10日 12時30分 公開

現代では考えにくい理由で「既婚者にしか任せられないガス灯の仕事」があった

夫婦ともに朝弱かったら意味なさそう。

[ねとらぼ]

 時代の流れとともに、姿を消したガス灯。現代人の感覚だと理解しがたいのですが、その管理業務を行うには既婚者である必要があったそうです。今回はガス灯に関する雑学をご紹介。


どうしてガス灯の管理をするのに、既婚者である必要が?

現代では考えにくい理由で「既婚者にしか任せられないガス灯の仕事」があった

 街灯に電気ではなく、ガスが使われていた明治時代には「点消方(てんしょうかた)」という専門職がありました。点灯、消灯のほか、部品交換などのメンテナンス業務まで行っていたそうです。


歌川広重の作品にも、「点火棒」という長い棒を掲げる点消方の姿が(東京ガス「GAS MUSEUM」より)

 現代人の感覚で考えるとちょっと不思議なのですが、「朝の消灯作業に寝坊してはいけないから」という理由から、この仕事をするには結婚している必要があったとか。

 日本製の目覚まし時計が登場したのは明治時代後半ですから、当時はまだ決まった時間に起床することが難しかったのかもしれませんが、「もしも2人とも爆睡してしまったら……」と考えるとちょっと不安になります。


日本で初めて目覚まし時計を作ったのは、現在のSEIKOへとつながった精工舎(明治20年代設立)だといわれています(セイコーミュージアムより)

参考


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