「一番ロックを感じる人でした」 西城秀樹の訃報に布袋寅泰、綾小路翔ら芸能界から別れを惜しむ声
悲しみの声が次々に寄せられています。
歌手の西城秀樹さんが、5月16日に急性心不全のため63歳で亡くなったと各社メディアが報じました。この訃報を受け、多くの芸能人から悲しみの声が寄せられています。
「傷だらけのローラ」や「YOUNG MAN」などのヒット曲で知られ、同時期にデビューした郷ひろみさんや野口五郎さんと「新御三家」と呼ばれ人気を集めるなど、昭和の歌謡界をけん引してきた西城さん。2003年に脳梗塞で倒れるも、復帰後の2006年には86枚目のシングル「めぐり逢い/Same old story - 男の生き様 -」をリリース。2011年に脳梗塞再発との診断を受けましたが、その後も懸命なリハビリに励み、2016年には還暦記念アルバム「心響 -KODOU-」を発売し、デビュー45周年記念コンサートを行うなど音楽活動を続けていました。
後遺症と闘う中での訃報にネット上では悲しみの声が寄せられ、Yahoo!リアルタイム検索やTwitterトレンドの上位に西城さん関連のワードが並ぶ事態に。「我々世代には毎月学年誌のグラビヤを飾る国民的アイドルだったからなぁ。そして∀ガンダムの主題歌も」「ちびまる子ちゃんの西城さんのエンディングも好きだった」と当時を振り返り思いをはせる人もいました。
別れを惜しむ声は芸能界にも広まっており、ミュージシャンの布袋寅泰さんは「御三方の中で一番ロックを感じる人でした」とコメント。「氣志團」の綾小路翔さんは、「どれをとっても全てが超一流で、憧れる事すら罪だと思った。今はただ、合掌」と悼み、西城さんと同年代のラサール石井さんは「やはりショックですね」と心を痛めていました。
モト冬樹さんはブログで、西城さんとの思い出を振り返りながら「彼の力強いアクションをつけながら全身で熱唱する姿はいまも目にやきついている 残念の一言だ」「でも一番悔しいのは彼自信かもしれないな」と追悼。2011年上演のミュージカル「マルグリット」で共演した女優の藤原紀香さんは、心の整理がつかない様子で「いまとても悲しいです」とだけコメントを残し、ともに昭和を駆け抜けた歌手で女優の小柳ルミ子さんは別れの言葉とともに「秀樹が残した楽曲は功績は一生私達の心に色褪せる事なく鮮明に残っています」と賛辞を贈り、早見優さんや薬丸裕英さん、ダイアモンド☆ユカイさんらもブログを更新し別れを悲しみました。
西城さんが亡くなった16日は、くしくもアニメ「ちびまる子ちゃん」でさくらももこの姉・さくらさきこの声優を務め、2016年に乳がんで亡くなった水谷優子さんと1日違いの命日(関連記事)。作中では西城さんをモデルにした「ヒデキ」の熱狂的ファンであるお姉ちゃんの姿が描かれることもあり、「ちびまる子ちゃんのお姉ちゃん、どうなっちゃうの...!!」など心配する声が寄せられるとともに、「天国でおねえちゃんと仲良くして欲しい」と2人の冥福を祈る声もあがっています。
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